悲劇の女王の物語―儚く散った50人

  • 原書房
3.24
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本棚登録 : 46
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562046799

作品紹介・あらすじ

毒殺、刺殺、斬首、絞殺…まばゆいばかりの光を放った彼女たちは、なぜ死ななければならなかったのか?古今東西50人の女王・王妃たちの驚きのエピソードが満載。

感想・レビュー・書評

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  • 悲運な最後を遂げた女王50名を紹介した本。
    よく聞く有名な女王の他、初めて聞くような女王の話も載っていて勉強になる。
    クレオパトラの姉妹など、姉妹で紹介されている女王たちも多い。

    書き出しが、その女王の最後からのものが多いのだが、突然知らない名前が出て来たりするのでちょっと混乱する。
    名前の頭に死に方のマークが表示されているのも、珍しい。

  • 帯文:"クレオパトラからダイアナまで" "古今東西50人の女王・王妃たちの驚きのエピソードが満載。"

    目次:序章 はじめに、第1章 はるか聖書の時代より、第2章 暗黒時代のダンス、第3章 中世

  • 悲劇的な生涯や最後を迎えた女王(など)五十人。教訓部分は役に立たないし、クイズや診断は不要と思う。しかし非常にマイナーな人物が採り上げられており、ヨーロッパ圏に偏っているせいで時代の流れを追いやすい。

  • こういうジャンルに興味ある。かつて女性はどういう生き方をしていたのかとか。これ巻末に「あなたの悲劇の女王診断」があって笑いそうになった。対象は誰なの…w

  • 淡々と女王や王妃の生い立ち、結婚生活、死に様が書かれている本。
    著者の皮肉ったコメントや教訓が面白かった、また他の本に書いてあるものと違う人物像などを知れた。

    興味があるのは八プスブルク家、ブルボン家中心の中世ヨーロッパだったのですが、中国やもっと昔の歴史にも興味がわきました。

    たぶん著者が挿し絵も描いていると思うのですが、表紙の絵画に誘われて読んだので、もっと王妃や女王の肖像画などがはさまれていればもっと楽しめたかなと…。

  • 聖書に登場する王妃から、現代のプリンセス・ダイアナまで、古今東西50人の女王・王妃の最期を描いた一冊。
    中世からルネサンス期までは、イギリスやスペインなどの悲劇の女王オンパレード。
    まぁこの辺の話はよく本になっているので、今さらといったところ。
    それ以外の時代の女王話は面白かったです。
    もともとパルミラの女王・ゼノビアがお気に入りだったので、彼女が登場したのはうれしかったな~。
    文月今日子さんの『銀流沙宮殿』を読み返したくなりました♪

  •  50人の女性一人一人を5ページ程で紹介しているので読みやすく、また理解しやすいです。
     用語の説明やその後の話なども随所に書かれていておもしろいです。また、一人一人の話の終わりに教訓が記されているのですが、妙に納得させられてしまいます。
    (教育学部・音楽専修/匿名希望)

  • 聖書の時代~故ダイアナ妃まで、古今東西50人の女王・姫の最期を紹介した本。
    著者がアメリカ人なので、聖書・キリスト教の教えが前提で書かれているし、キリスト圏では(比較的)メジャーでも、日本ではどマイナーな人の方が多いので、ある程度の知識がないと、読んでいても人物相関や歴史とうまく繋がらないかもしれない。
    こういう本が好きな人は読んでも損はないと思うが、知らない人の話ばかり……になるので、面白さは半減してしまうかも。

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