魔法使いたちの料理帳

  • 原書房
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本棚登録 : 446
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562056286

作品紹介・あらすじ

『アラジンと魔法のランプ』から『美女と野獣』『白雪姫』、『魔術師マーリン』に『ハリー・ポッター』まで、古今のファンタジー作品に出てくるごちそうを家庭でも〝ちゃんと作れる〟レシピ集。

感想・レビュー・書評

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  • 『魔法使いたちの料理帳』(原書房@harashobo_Japan) - 著者:オーレリア・ボーポミエ 翻訳:田中 裕子 - オーレリア・ボーポミエによるまえがき | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    https://allreviews.jp/review/2978

    Aurélia Beaupommier's Articles at Salon.com
    https://www.salon.com/writer/aurelia-beaupommier

    魔法使いたちの料理帳 - 原書房
    http://www.harashobo.co.jp/book/b428055.html

  • アラジン、ナルニア、メアリー・ポピンズ、ハリーポッター、指輪物語などなどや、聞いたことのないようなファンタジーの物語から登場する料理たち。
    玉ねぎよ、みじん切りになれ!と唱え、オークの頭蓋骨(ボウルでも可)に卵を割り入れる。
    料理手順にニヤニヤして、後半に登場するポーションやらエリクサーにドキドキ。
    でも、なんと言っても妖しげだけど綺麗な写真にうっとり。
    表紙の青リンゴで作る白雪姫の毒リンゴ、作りたくなってくる!

  • 魔法使いの食卓へようこそ!
    フランスの図書館員であり料理愛好家である著者が、創造力を
    駆使して、ファンタジー世界の料理を再現した風なレシピ集。
    第1章 魔法使いの家庭料理
    第2章 魔法使いのパーティー料理
    第3章 魔法のスイーツ
    第4章 魔法薬
    参考文献・資料有り。
    ハリー・ポッター、ナルニア国、奥さまは魔女、バーティミアス、
    メアリー・ポピンズ、雪の女王、ウィロー、指輪物語、スマーフ、
    ゼルダの伝説・・・等々、小説・伝説・映画・TV・コミック・ゲームの
    魔法使いが登場するファンタジー作品。
    それらのファンタジーの舞台や時代設定に即した料理の数々ですが、
    作品を知る者には楽しめる料理の紹介とレシピになっています。
    メアリー・ポピンズの口調、奥さまは魔女の呪文風なんてのも。
    翻訳した方もファンタジーに精通していると思われます。
    美味しそうな料理の写真もあり、主に現代の食材なので作れそう。
    ですが、中には呪文やブルネインの水とかが必要なものも(^^♪

  • 〇ファンタジーな料理の写真を見ているだけでもワクワクする!
    が、それだけでは勿体ない。レシピの文章が楽しいので隅々まで楽しみたい。

    ◎はじめに
    魔法使いや魔女たちは、呪文を唱えたり、世界を救ったり、悪事を企てたりしている以外は、いったい何を食べて生活しているんだろう?
    魔法のステッキと大鍋を準備して楽しもう。
    「魔法を信じない者は、それを見つけることもない」ロアルド・ダール

    1:魔法使いの家庭料理
    日々の食卓にミラクルをもたらす料理。
    現代の魔法使いの冷蔵庫に常備されている食材てつくることができる
    ・『指輪物語』の「サルマンのスフレオムレツ」
    …魔法で竜巻をおこして、卵白をメレンゲにするですか。そうですか。
    …フライパンにバターンを入れ、秘宝パランティアと同じくらい熱くする。
     ははーん。ファンタスティック界のカレンちゃんだな?
    ・『バーティミアス』の「3000年前のケバブ」
    …魔法で火の精に姿を変えて、黄金色になるまで白ゴマをいる。さすがバーティミアス先輩やで。
    ・『奥さまは魔女』の「魔法のタンバル」
    …オーブンよ、180℃になれ!←おっ、これはできそう。

    2:魔法使いのパーティー料理
    大事な記念日を祝うための魔法の料理。
    魔法のステッキを初めて買ってもらった日、魔法のじゅうたんで初めて飛んだ日などに。あるいは、魔法使い仲間の会議にも。
    ・『ライオン・キング』の「ラフィキのチップス」
    …材料、ヌーの肉、ピンクフラミンゴのあぶら、ヤドリフカノキの樹液…?どこで。
    ・『奥さまは魔女』の「エンドラのカナッペ」
    …鼻をピクピク動かせば出来上がり!そう、魔女ならね!
    ・『ハリー・ポッター』の「ヴォルデモード卿のバジリスクの眼のポタージュ」
    …闇の魔法使いのしもべよ、クレソンを洗い、茎を取り除け!←上から目線やけど結構丁寧に教えてくれる。

    3:魔法のスイーツ
    うっとりとろけるようなお菓子やデザート。あの世界一凶暴なドラゴンでさえめろめろになってしまうだろう。
    ・『白雪姫と7人の小人』の「毒リンゴ」
    …秘密の実験室に入り、手元を明るくするために稲光を起こす←準備段階からハードル高い
    ・『メアリー・ポピンズ』の「ストロベリーアイスキャンディ」
    …ブーム将軍が時報代わりに撃つ大砲の音が聞こえるまで冷蔵庫で冷やし固める。←あ、ハイ。
    ・『宇宙伝説ユリシーズ31』の「シルセのスイーツ」
    …惑星「シルセの図書館」!この本読みたいなあ

    4:魔法薬
    不思議な力を持つフィルター、ポーション、ネクター、コーディアルなど。喉の渇きを癒し、味覚を刺激し、永遠の愛を約束してくれる。
    ・『夏の夜の夢』の「妖精のポーション」
    …さあ、夜のとばりがおりた。←格調高いレシピ
    ・『ハリー・ポッター』の「思い出のポーション」
    …スネイプ先生><
    ・『白雪姫の7人の小人』の「王妃の美のフィルター」
    …まず、お前に一番似合う、お気に入りのアクセサリーを身につけなさい。←ワオ!

  • ・魔法使いの家庭料理が写真付きで載っている。
    ・実際に私たちも作れるレシピが載っている。
    ・料理名のネーミングセンスが良い。
    (びき)

    美女と野獣やハリーポッターなどの童話やファンタジーに出てくる料理のレシピ本。作るだけでなく、読むだけでも楽しい。ただし作るための料理集めは大変かも…。
    (KP)

  • ファンタジー好きの人間必読。
    魅惑&魅力たっぷりな料理本です。

    写真もこだわりが強く見惚れます。
    レシピの手順もまるで物語の一部であったかのよう。

    料理好きなおかげで、割と材料を新たに揃えなくても作れそうなものがちらほら。
    表紙の青リンゴ、作るためにはじめて青色着色も購入。愉しみ!

  • 「始まりの本」
    『アラジンの魔法のランプ』、『白雪姫』、『ナルニア国物語』、『ハリーポッター』といったファンタジー作品に登場する料理が載せられている現代の家庭でもちゃんと作れるレシピ集。
    レシピには魔法使いらしい要素が散りばめられており、全てではないが写真も載っているので眺めるだけでもワクワクできる。
    原作を知っていても知らなくても楽しめるファンタジー好きにおすすめの本。

  • ほぼ作れる気がしない、なのにそわそわファンタジー好き心をくすぐられるレシピ本(?)
    必要な材料にどんなものなのか全くわからないものが1レシピに1つは入っている感じ(笑)すごく楽しい。
    出来上がりの写真では表紙の毒リンゴがダントツの美しさ&インパクト。食べたいとは思わないけど作ってみたい(笑)
    文章がいちいちそれっぽくて良い。

  • カテゴリ何にしようか迷った!
    レシピ本以上の楽しみがありました!

    パンチの効いたヴィジュアルの物から、以外に普通の物まであり、楽しい。

  • 物語とリンクしたレシピ本が大好きで、図書館で見かけた瞬間一目惚れ。

    こう言うものは実用ではなく、パラパラと眺めて楽しむ派。

    本作では児童文学、映画、ゲームと幅広い媒体から、大きな括りでファンタジー(中にはどちらかと言えばSF? と思うものも)作品をチョイス。そこから着想を得たレシピが紹介されています。モチーフには最近の作品も多いので、権利とかどうなってるのか気になりつつ。

    レシピにちょこっとずつ作品の一場面のような一文も載ってるんですよね。でも本編からの引用とかでなく、本著の著者によるものだと思うんです。そしてバーティミアスに関してはそれらしく翻訳されていたので、その辺りもどうなっているのか気になりました。

    著者は元フランス国立科学研究センター図書館員だと言う料理愛好家。
    この他にも『ハリー・ポッファー――魔術師ではなく魔法使いのための非公認料理マニュアル』なる著作がある模様。フランスって自由なんですかね、こう言うところ。

    食の都、フランスのレシピ本ですから、料理写真は概ね美味しそうです。ファンタジー感を演出した写真でそこも惹かれます。
    レシピ自体もファンタジーらしいユーモアが交えてあって面白いです。暇つぶしにおすすめ。

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