- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562057009
作品紹介・あらすじ
宇宙をめぐる、切っても切れない軍と科学者の「奇妙な同盟」を、科学技術の発展史、そして現代の巨大軍需産業と国際政治との関連にいたるまで、世界的宇宙物理学者にしてベストセラー作家が皮肉や自戒を込めて描きあげたベストセラー!
感想・レビュー・書評
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軍や権力と宇宙科学の関係性についての導入と、いくつかの事例紹介。
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下巻に書く。
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「地政学」というタイトルはだいぶミスリード。
確かに下巻には「地政学」的な話は出てくる。
しかし本巻の内容は、宇宙に関係する科学や技術の発展は、必然的に軍事にリードされてきたという20世紀前半までの常識的な話をまとめたに過ぎず、地政学の話ではない。
上巻だけであれば、「宇宙に関する科学技術史~軍事との関係を踏まえて」あたりが妥当なタイトルである。 -
地政学の、宇宙に出るまでの分。科学技術が戦争に使われていく過程が薄気味悪い。
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東2法経図・6F開架:538A/Ty8u/1/K
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請求記号 538.9/Ty 8
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科学と軍事がいかに密接に絡み合って発展してきたかの歴史。
上巻では天文物理学と軍事や政治との関わり、天文航法と海、望遠鏡など目の武装化、また光やレーダー技術とそれへの欺瞞について述べられている。