- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562059096
作品紹介・あらすじ
中世末から現代まで、魔女という存在がどのように認識され、表現されてきたのか。魔女にかんするヴィジュアルな文化史。危険で邪悪な存在が、魅力的な存在に。このふたつの魔女像は、どのように結びつくのか。 魔女のイメージの変遷を、豊富な図版とともにたどる。
感想・レビュー・書評
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第1章 魔女狩り
第2章 魔術
第3章 魔女のイメージ
第4章 政治的な魔女とフェミニストたち -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000054098
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アロマテラピーを勉強している時、アロマテラピーの長い歴史の中で「魔女狩り」は一番悲しい歴史だと聞いた。精油を使う者は、それを用いた治療だけでなく、カリスマ性のある女性が多くいたため、恐れられ「魔女」とされてしまっていたのだと。
歴史の中にある「魔女」。過去の文献や書物に残る挿絵などもたくさん掲載されていて、読みやすかった。時代の流れの中で「魔女」と呼ばれていた女性たちの姿がわかる一冊。 -
過去だけでなく、現代の「魔女」を扱っている点において、大変興味深い一冊。そうだよなぁ、日本の占いや呪いだっていくらでも残っているんだから、魔女的なものが残ってないわけがないんだよなぁ。
日本人にとっての普遍的な、あるいは個としての魔女観に加えて、政治的なそれを大きく扱っているのも驚いた。海外では一般的なんだろうか。