教え子殺し:倉西美波最後の事件

  • 原書房
2.69
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本棚登録 : 57
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562059621

作品紹介・あらすじ

学園では何が起きていたのか。殺害「自白」メール、教師・生徒たちの昏い過去、復讐、そして新たな悲劇……。『天使が開けた密室』の倉西美波におとずれた「最後にして最大」の事件。読者も翻弄する渾身の書き下ろし長編本格。

感想・レビュー・書評

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  • 倉西美波が母校の教師になり、出会った事件。

    「最後の事件」の意味は脱力。
    過去の事件と現在の事件とでややこしい。誰が誰やら、と思っていたら…… 被害者たちには同情できないが、だからといって読後感がいいわけでもない。

  •  好きなシリーズが終わってしまうのは寂しい。このシリーズも作品は少ないとはいえ、歴史が長い。タイトルを見て終わってしまうのかと思ったら、このタイトル自体にしかけがあった。
     謎を解く上でベースとなるのはジェンダー問題だが、それを重くしすぎず描いているところがいい。重くないところが谷原氏の持ち味ともいえる。

  • 続き物を途中から読んだから悪いんだけど前作の内容を小出しにする感じが好きではない。
    物語の為に無理やり設定を作ってる感じも読んでいてしんどかった。

  • 学園では何が起きていたのか。
    殺害「自白」メール、教師・生徒たちの昏い過去、復讐、そして新たな悲劇……。
    『天使が開けた密室』の倉西美波におとずれた「最後にして最大」の事件。
    (アマゾンより引用)

    いや、面白いは面白いんだけど、何か登場人物が頭の中でこんがらがる

  • なるほど…

  • +++
    学園では何が起きていたのか。殺害「自白」メール、教師・生徒たちの昏い過去、復讐、そして新たな悲劇……。『天使が開けた密室』の倉西美波におとずれた「最後にして最大」の事件。読者も翻弄する渾身の書き下ろし長編本格。
    +++

    時間軸に錯誤があるだろうとは、早い時期に想像がついたが、それがどんな風に物語に組み込まれているのかは全くわからず、わかった後でも、何となくすっきりと腑に落ちた感じは得られなかった。その局面で、そんな単純なミスを犯すだろうか、という疑問が、すっきりできない一因だと思う。シリーズものとは知らずに読み始めたので、把握しきれない人間関係もあるのかとは思うが、本作単独でも充分に成り立つ物語ではある。物語に入り込むまでにいささか時間がかかった一冊でもある。

  • 2021/12/20読了

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