こうして絶滅種復活は現実になる:古代DNA研究とジュラシック・パーク効果

  • 原書房
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 52
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562071852

作品紹介・あらすじ

ネアンデルタール人の全ゲノム解析、絶滅種の再生――絵空事と誰も信じていなかった古代DNA研究が発展していった背景には何があったのか。映画『ジェラシック・パーク』の裏側にあった知られざる科学とメディアの力の物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • OPACへのリンク:https://op.lib.kobe-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2002330924【推薦コメント:有名な映画に関連して科学的な考察を読みたいと思った。】

  • 骨太なのは間違いないのだけど、邦題のせいで(売り出すためにはしょうがないと思うが)、この本が指摘する「セレブリティ科学に手を貸すハイプなマスメディア」の立場にこの本自体が陥ってしまうという、すさまじい皮肉になってしまっている。安易に「復活」と呼ぶ必要はないし、求めることもまた違うのだなと感じた。

  • 請求記号 457/J 72

  • 序章
    古代DNA研究
    推測的・秘儀的なアイデアから進化史研究のための革新的アプローチへ発展
    方法とソース
    注目を集める科学
    第1章 『ジュラシック・パーク』以前
    第2章 アイデアから実験へ
    第3章 限界の検証
    第4章 恐竜のDNA
    第5章 制約を課す
    第6章 汚染
    第7章 古代遺伝学から古代ゲノム学へ
    第8章 アイデンティティとしてのセレブリティ
    第9章 戦略としてのセレブリティ
    第10章 ジュラシック・パーク効果
    終章 セレブリティ科学としての古代DNA研究
    ハイプ=根拠のない不相応な関心や期待、過剰な宣伝

全4件中 1 - 4件を表示

野口正雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×