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- Amazon.co.jp ・本 (802ページ)
- / ISBN・EAN: 9784563045517
作品紹介・あらすじ
本書は、1991年の第2版刊行後の各元素の重要な新知見、さらには原子軌道および性質の改良した取扱い、イオン性の構造の描写に対する新しいアプローチ、主族元素の構造と反応性についての拡張し統一した取扱い、ボランおよびカルボランに対するウエイド則、フラーレンやボランのような新しい物質の化学などが加えられている。また無機固体状態について新しい章をもうけ、付録には対称要素、対称操作、点群の解説が加えられている。学習に役立つ章末問題も改訂されている。
感想・レビュー・書評
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各論に重点を置いた学部レベルの無機化学の教科書。
無機化学は各論が大事だと思うのでこれぐらい各論がしっかりしているのは良いと思う。コンパクトで持ち運びやすいのも◎。
ただ、各論中心ながら配位子場理論なんかはしっかり書かれている。
一つ難点を挙げるとすれば古い教科書であるため今はあまり使われない説明の仕方(例えば典型元素におけるd軌道の関与)が見られるところだろう。
このあたりは最近の教科書や演習書で補えば問題ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
静岡本館開架5F図書 435/C88
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