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- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784563058746
作品紹介・あらすじ
本書は、臨床心理学の歴史、学問領域、対象などを紹介し、心の専門職としての職業倫理について言及している。また、各種心理療法などについてわかりやすく解説し、心理臨床面接、臨床心理的地域援助、心理査定・アセスメントなど、カウンセリングの実践的なことについて、専門的ではあるが、やさしく解説している。
感想・レビュー・書評
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広く浅く臨床心理学の諸流派の理論を紹介している。
精神分析から行動論的心理療法、集団・家族にも触れており、とっかかりにはいい本だが
薄い本なので読みやすい分、すべての学説を網羅しているとは言いがたい。
転移とその分析が、精神分析他の心理療法の区別になるというのはよく分からなかった。
他の流派でも転移については扱っていると思うのだけれどなぁ。
後半で心理学の学習や研究についても考察しているのが興味深かった。
事例研究とは技法の評価ではなく、より有効な技法を見出だそうとすることだそうだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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