- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566002883
作品紹介・あらすじ
戦争が終わったら、アンナは、新しいオーバーを買ってもらうことになっていました。戦争は終わりました。でも、お店はからっぽです。オーバーも、食べ物もなんにもありません。アンナのオーバーを手に入れるために、お母さんは、どうしたのでしょうか。
感想・レビュー・書評
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戦後の何もない時代に、子供の新しいコートを作るために物々交換のように少しずつコートを作り上げるまでのお話。
でもこんなに交換するものがあったってことはそれなりにお金持ちのお家だったんだろうなぁ。
なんて無粋な事を考えてしまう母はダメだなぁ。 -
第二次世界大戦後、瓦礫の山になったアンナの街。どれほど恐ろしい思いを重ねたのでしょう。扉絵に描かれたアンナの家も、壊れた上に雪が積もり、街は深刻な物不足であることが伝わってきます。家にある貴重品を手放しながら、忍耐強く新しいオーバーを手に入れるまでの過程を語ります。羊の原毛、糸紡ぎ、染色、織り、仕立て、完成までにまる一年かかっているのですね! 現代は安く買えるものが溢れていますが、ものを大事にして感謝する気持ちを取り戻したいです。
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小学校の頃から大好きな絵本です!
絵本ですが大人になった今でも良いと感じる1冊!! -
季節…12学 クリスマス
対象…2年〜
内容…戦争中の暮らし 物々交換 コートを仕立てるまでの段階(『ペレのあたらしいふく』と重なる) コケモモで染色 -
図書館本。読売こども新聞イチオシ100冊から。幼い頃の我が家の本棚にあった絵本。戦争でお金も物もない時代。オーバーを新調するのに、物々交換にうってでます。
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7分
あまり遠目がきかない。表情など細かいところまで描かれている。
中学年から。
クリスマスの頃に。
世界大戦が終わった頃の実話のよう。お母さんの暗い表情が、だんだん明るくなっていく。羊毛を手に入れるところから、いろんな人の手を借りて少しずつオーバーが作られる。その素朴なやりとりがとてもよい。絵はホロコーストを生き抜いたアニタローベル。 -
戦争が終わったらオーバーを買ってもらうことになっていましたが、お店には何もありません。そこで金時計と羊の毛を取り替えることに、でも毛がのびるのは春まで待つことに。次にランプで糸紡ぎを頼みました。とゆうように物々交換でやっと赤いオーバーが出来上がりました。物がない時はどうするのかと言うことの一つの話でした~
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お金でなくモノで交換してコートができた
お金がなくてもできることがあった