- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566002906
作品紹介・あらすじ
チュー先生はうでききで、どんなむし歯もたちまちなおしてしまいます。こがらな体をいかして、ちりょうをするので、大きな動物には、とくに人気があります。でも、ネズミですから、きけんな動物のちりょうはしません。ところがある日、キツネのしんしが、いたむ歯をおさえてなきながらやってきました…。
感想・レビュー・書評
-
チュー先生と奥さんの息のあった歯医者さん。
大きな動物にも二人三脚で治療をしたり、キツネ対策を話し合ったり素敵な仲良し夫婦です。
恩知らずなキツネだけれど、口の中に獲物があったらそれはたまらない。歯も治って元気になればなおさら。
そんなキツネに夫婦は歯医者らしいお仕置きを考えました。
おしゃれな動物たちのファッションや、大小の動物の体に合わせた家具や階段があったりと細かいところまで描かれた絵も楽しめます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とっても楽しいお話です。あり得ない設定なのに、なぜか自然に受け入れられます。
15分かかるのですが、あっという間の時間に感じられます。が、もし、1年生の3学期までに、この長さのお話を聞ききる雰囲気がクラスになかったら、無理せず2年生や3年生で読んであげてください。
難しくはありませんが、十分に練習して読む必要がある本です。スタイグさんはいつも文章が長いのです。でも、その言い回しがとても楽しいのです。
(読むときのポイントを書きます)
チュー先生の歯医者の看板も、指示しながら読み上げます。
チュー先生が、まどからキツネに話かけているときは、窓の上から下へしゃべるように声を遠くへ届ける雰囲気が出るようによみます。そして、奥さんとしゃべっているときは、近くでしゃべっているように。
ベッドで奥さんと明日の作戦を相談しているところは、どちらがチュー先生でどちらが奥さんのことばかをしっかり把握して、最後は決意をもってよみます。
キツネが、チュー先生を「たべたいなぁ」とおもうときは、そういうふうに。
治療をしてもらって、一晩口を閉じているときは、口が開かなくてしゃべるように(でも何を言っているかは、子どもたちに伝わるように)読みます。
このような物語に集中してくれる話のときは、読み手は子どもたちの方をジロジロ水に、物語の中に入り込んで読みます。
とっても楽しいお話です。 -
今回図書館で借りた本の中で長男が一番気に入った絵本。2週間毎晩読んだ。ただ、じっと物語を聞き入っていた。
ちゅうねずみ夫婦が優しすぎず、悪すぎない感じがリアルな人間の大人っぽい。 -
ネズミのチュー先生はうでききのはいしゃさん。でも、きけんなどうぶつのちりょうはしないときめています。ところがある日、キツネが、むしばをおさえてなきながらやってきました。つい、かわいそうになった先生はちりょうをしてあげることに…。
-
歯が痛い時のキツネの表情と、チュー先生が口の中にいて今にも食べたそうなキツネの表情の違いに、子どもが思わず、目がやばい!とつっこんでいた。
最後はチュー先生とおくさんの知恵比べ勝ちだね。
✳︎年長 -
「チュー先生はうでききで、どんなむし歯もたちまちなおしてしまいます。こがらな体をいかして、ちりょうをするので、大きな動物には、とくに人気があります。でも、ネズミですから、きけんな動物のちりょうはしません。ところがある日、キツネのしんしが、いたむ歯をおさえてなきながらやってきました…。」
-
小さい歯医者さんでびっくりしました
-
歯医者のチュー先生と奥さんvsキツネの物語。
-
小学2年の娘と読んでいます。腕のいい歯医者のネズミのチュー先生が奥さんにつるされながら自分よりも大きい動物の歯の治療をするところなど、楽しくて何度も読んでいます。キツネの患者さんに自分たちが食べられないように奥さんと作戦を考えて、、、作戦を決行した後にキツネが言う一言が面白くて何度も真似してしまいます。