アナグマのもちよりパーティ (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

  • 評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566003293

感想・レビュー・書評

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  • モノではなく、自分自身のもつ人を楽しませる力こそ、本当の宝物。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    アナグマさんのもちよりパーティに招待されたモグラくん。
    他の動物たちは、いろんなものを持ち寄ってきますが、モグラくんは何も持ち寄るものがありません。
    会場の隅っこで所在なさげにしているモグラくんに、アナグマさんは声をかけます…

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    誰かへのお土産、プレゼントというと、どうしても有形のものを持っていかなくちゃと思ってしまいますね。
    もちろん招待された場によっては、有形のものがどうしても必要なこともあるとは思いますが、このパーティではそうではありませんでした。

    立派なお土産を持ってくるひとが、立派な人とは限りません。
    おもしろいお土産を持ってくる人そのものが、おもしろい人とは限りません。

    モノの豪華さで、その人柄をもすべて評価してしまうのはとても危険なことなんだなと思いました。

    さて、しょげていたモグラくんは、そのあとどうなったでしょう?
    続きは絵本でぜひ、お楽しみください。

  • 『感想』
    〇モグラくんの良さをちゃんとわかっていたアナグマ。でもモグラ自身はそこに気づいていなかった。自分のことって分からないもんだね。でもこの気付きが自己肯定感・自己有用感になってもっと成長していく。

    〇絵本は子どもの教育に役立つすばらしいものだと感じる。

  • 2019.10 4-3

  • 2023.9.25 3-1

  • 「アナグマが、パーティをひらく。みんながそれぞれ何かをもっていく、もちよりパーティだ。でもモグラは何ももっていくものがない。するとアナグマは「じゃあ、きみじしんをもってきてよ」という。そしてパーティの日がきて…。『わすれられないおくりもの』のアナグマさん登場。」


    ・うーーーん。いい話でホッとしたけれども、
    「きみじしんをもってきてよ」とアナグマが言ったならばパーティーの場でモグラくんをフォローしてほしかった。あと、周りの人たちみんな口悪ぅ~。ウサギさんはダンスをもってきたのだから、そういうやり方もあるよと教えてあげたらいいのに。モヤっとする話だった。

  • ■き159
    #アナグマのもちよりパーティ
    #2階本棚・下段

    #読んであげるなら4才から
    #自分で読むなら小学低学年から

    ■出版社からの内容紹介
    アナグマが、もちよりパーティを開く。でもモグラは、何も持って行くものがない。するとアナグマは、「じゃあ、君じしんを持って来てよ」と言う。そして、パーティの日…。大人気のアナグマさんが帰ってきました。

    #24ページ
    #寄付本

  • 結局、モグラに恥をかかせた張本人はアナグマじゃないの?

  • 5-3 2021/12/03

  • もちよりパーティーに、キミ自身を持って来てね!と言うアナグマさん。他でもない、キミ自身が、ポクにとって、みんなにとって、宝物なんだよ。モグラくんもみんなも、心から楽しんだもちよりパーティー。

  • 「いつもどおりのきみ、いつものゆかいなきみのことだったんだ」

    何か特技がなければ、認められない。いま、そんな風潮、ないかな。そもそもパーティーって、なんなんだろう。そんなことを考えさせられました。(11分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #アナグマのもちよりパーティ #ハーウィンオラム #スーザンバーレイ #小川仁央 #評論社

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