小包が運んできた冒険 (評論社の児童図書館・文学の部屋)

著者 : ジェラルド・ダレル 小野章

• 評論社 (1977年12月10日発売)

感想・レビュー・書評

[やまさんの感想 · 2024年2月13日]

三人の少年少女が不思議の国ミトロジアにて繰り広げる冒険の物語。
お喋りな登場人物たちとのコミカルなやり取りと、幻想世界の住人たちと協力して邪悪なコッカトリス軍団と戦うという正統派のストーリーにほっとする。賢く機転の利く少女ペネロピーと口達者なヒキガエルのエスルレッドのコンビがお気に入り。

[chineseplumさんの感想 · 2011年11月28日]

ダレルの自然についての描写は素晴らしい。

[にゃこさんの感想 · 2006年9月8日]

本が好きな方なら、本屋で本に「呼ばれる」経験をしたことがあると思うんですが、これは私が小学生のときに「呼ばれた」本です。

海岸に流れ着いた小包を拾ったペネロピー、サイモン、ピーター。小包の中には、オウムのパロットと蜘蛛のダルシベルが入っていました。ペネロピーたちは、空想上の生き物たちが住むという国、「ミトロジア」を助ける冒険に旅立つことになります。

今は絶版なのかな。コッカトリスや狼人間など、生き物の描写がすごいんです。
ファンタジー好きなら、図書館で借りてでもぜひに。

[matatabiabitatamaさんの感想 · 2005年12月20日]

児童向けのファンタジー物語。随所にちりばめられた言葉遊びも楽しめる