疫病犬と呼ばれて 上 (文学の部屋)

著者 : リチャード・アダムズ 中村妙子

• 評論社

感想・レビュー・書評

[ka-oさんの感想 · 2023年4月9日]

動物実験を行う施設から逃げ出した２匹の犬、ローフとスニッターの話です。

施設側は完全に無視しますが、犬たちは途中から一緒になった狐から教わりながら生きていきます。しかし、新聞社にかぎつけられてということで上巻は終わっています。
まだ、「疫病犬」とは何なのかわかりません。

動物実験の件はかなりショッキングなものですし、マスコミがいかにいい加減なものかもわかります。