恋をするエイラ: 始原への旅だち 第2部 (上) (始原への旅だち 第 2部)

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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566021150

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  • 上中下巻をいっきに読んだ。
    自分の子ども家族も奪われ、氏族を追い出されたエイラが、悲しみと戦いながら生きていくための知恵をしぼって1人で生活をしていく。
    氏族と生活をしていたときのことを思い出し、「あのときこうすればよかったかもと今思っても仕方ない。今は何としても生き抜くことを考えなければ。」という言葉が印象的。
    狩も料理も薬師としての腕も磨かれ、出逢った子馬、ライオンとも心を通い合わせる。後半では怪我をした旅人を助け、心を通わせ、恋をする話。
    男として完璧であるが、今まで女性を心から愛したことのない男性が、すべてにおいて自立しているエイラに惹かれ、2人が恋をするプロセスが印象的。
    お互い深い悲しみを背負いながらもそれぞれ自立し、相手に依存せず思いやる理想の恋愛。
    エイラは勝間さんと重なる。

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