ヌードの美術史 身体とエロスのアートの歴史、超整理 (BT BOOKS)
- 美術出版社 (2012年3月22日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784568430714
作品紹介・あらすじ
古代ギリシャから現代アートまで永遠不滅の名作250点。ヌードと身体表現、2600年の歴史を読み解く。
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
美術におけるヌードの価値観・表現、製作者や鑑賞の解釈の変容を図版と共に解説。
美しさ、エロスの追求にアートとは何か――画家は何を表現しているのか、鑑賞者は何を求めているのか――が垣間見えてくる。
美の追求は時代が下ると様式美になり、それを打開しようと禁忌とも言える領域にじりじりと踏み込んでいく。
道徳問題――ともすればポルノ、プライベートののぞき見、過激になれば犯罪的・猟奇的?――とぶつかりつつ、身体への関心――礼賛や隠されたものへの探求――も絡んでいる。それをさらに突き詰めれば身体改造的表現も!
分厚くないけれども、要点がよくわかる。
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