トップと経営幹部のためのDIPS: 企業経営の生産性を高める知的作業者のための生産性向上システムとは
- PHP研究所 (1992年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569536897
感想・レビュー・書評
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経営者のための業務効率向上の本。
確かにノウハウとしては素晴らしいし、使えると思う。
また、
「休暇と健康」をスケジュールの第一優先に持ってくる
ことは実践したい。
確かにノウハウとしては有用だが、全体としては小林氏は管理過剰で本質からずれていくリスクを感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
手に負えないほどの仕事量で、とにかく時間がない!
という人には絶対お勧めの本。
著者は現在、ベンチャーリンク社の社長。
【DIPS】とはダブルIPシステムの略
IP= Intellectual people(知的作業者)
/ Increating Productivity (生産性向上)
でダブルIPシステムだそうです。
内容としては
「防衛30の行動」・・・自分の仕事効率を上げるためにそれを妨げたり、中断してしまうような他社との連絡・確認のために30分時間を作り、本来の仕事に集中できるような体制作りをする
「マックスUの原則」・・・2時間ごとに達成目標を明確にし、集中力を高める。
などなど、仕事を効率よくしていくためのノウハウが沢山のっています。ああ、こうやって頭の中で考えて、こうやって紙に落とせばもっとうまく思考過程を共有し、効率よく仕事ができるのかと納得の1冊。
個人的な感想としては、本書は沢山のノウハウがさらっと説明してある印象だったので、一つ一つをもっと深く、実際的に知りたかったなと。同著者の本書以外の本で、一つ一つを深堀しているとのこと。
本書はDIPSの入門書といえるのだと思います。