子どもを叱る前に読む本: やる気のある子に育てるには (PHP文庫 ひ 7-7)
- PHP研究所 (1999年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569572864
作品紹介・あらすじ
すなおでおとなしい子が「よい子」だと思いこんでませんか?いたずら、おどけ、ふざけが大好きな子は、好奇心がいっぱい。お母さんのゆとりとユーモアで、可能性をぐんぐん伸ばしてあげましょう-本書は「親を困らせるのが本当のよい子」という著者が説く"叱らない子育て"のすすめ。自由と放任のちがい、反抗の受けとめ方、思いやりの育み方など、親も子ものびのびできる具体的アドバイス。
感想・レビュー・書評
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実際に子育てをしていると、叱らないで子どもを育てるなど、およそ不可能なように感じてしまう。だから、こういう本を見ても、単なる理想論なのでは?という思いを強く持ってしまう。
ただ、筆者が主張するように、親が子どもの発達の段階についてよく知り、一見ふざけていたり、単なるいたずらのように見える行為にも、それなりの意味や価値があることを知れば、子どもを叱る回数も少しは少なくできるのではないかと思った。
そういう意味で、今まさに子育て中という方に、ぜひ一読をお薦めしたい本である。(対照は4歳未満程度の子どもです。)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1,親の感性でやる気が育つ
ごめんねという言葉が、子供との信頼関係に役立つ 命令が多いと、子供はやる気を失う。無言の行で、自発的に言い出すのを待つ。
2,叱らない教育の進め
意欲と,思いやりを育てられれば、立派な青年になる。困った事をした時には、困ったとはっきり口に出して言うことが、子供の反省に繋がる。おどけ、ふざけは子供の特権。ユーモアのセンスに繋がる。一緒に遊ぶと、親への理解が深まる。
3,反抗は、やる気のしるし
無言の行は、小学校低学年で半年 高学年は1年以上掛かる。 放任ではなく,見守る
4,自由と放任の違い
創造的な子供ほどかたずけをしない。かたずけは、創造的な行為ではない。
5,やる気を伸ばす家庭とは
子供は親の姿を見て育つ。 読書,絵描き、仕事、趣味、家事 等。 挨拶も,親が先にする。子供に対して威張らない。ユーモアは、愛に繋がる。