生きがいの創造: 生まれ変わりの科学が人生を変える (PHP文庫 い 38-1)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569573144

作品紹介・あらすじ

欧米では、多くの科学者たちによって研究され、さまざまな驚くべき報告がなされている、"生まれ変わりの科学"。本書は、その研究成果の数々をふまえながら、「『死後の生命』や『生まれ変わり』を認めるとすれば、私たちの生き方がどのように変わっていくだろうか」という命題に迫って行く、画期的な人生論であり、生きがい論である。自分がこの世に存在する意味を深く体感させる、注目の論考。

感想・レビュー・書評

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  • 死生観について、一歩踏み込んで考えさせてくれる本。精一杯、生きよう。

  • 科学的法則や理論というのは、私たちが経験した現象に対する、一種の解釈にしかすぎない。
    そんなことから始まる。

    死後の世界の否定論者というのは、死後に意識があったとしたら、今までの考えが間違っていることを知りネガティブな気持ちになるだろう。
    しかし意識がなければそれを知る由もないので証明のしようがない。
    肯定論者だとしたら、死後に意識があったとしたら、今まで信じてきた自分に拍手を送るだろうし、意識がなければ知る由もない。
    つまり、死後の生命など認めない、と考えるより、死後の生命を認め、その知識を活用しながら生きていく方が現実的であるということ。

    死後の生命を否定する人でも、今の生命を尊重して生きられる人ならこのそれで良いという立ち位置なのがこの本。

    この先生はどの宗教や団体にも属さず、中立な立場で居たいと思い行動されていて、その中立な立場から見て、死後の世界や生まれ変わりを、信じる人には推奨したいと言う考え方。

    信じるか信じないかは。
    という感じ。
    自分にプラスになるなら信じる必要があるですよと。

  • 自分が今までで気楽に生き過ぎていたことに気付かされた。これからは自分が生きている意味を模索し人を尊重し、許すことを意識して生きていきたいと思った。必要な時に必要な人に会い、必要な本に惹きあわせてもらい、この本との出逢いにも縁を感じた。

  • --本書の目的は(略)これらを認めることに迷いを感じていらっしゃる方々を勇気づけたり、すでにこれらを「信じて」いらっしゃる方々に科学的情報を提供することによって、みなさんの人生を、大いに応援することなのです。--(本書「はじめに」より)

    とあるが、要は自分の人生に肯定的になりたくてもなれない人に対して説得力のある後ろ盾を与えよう、という趣旨の本だ。
    本書で繰り返し述べられているのは”生命の循環(生まれ変わり)”と”縁”。これに恋人と死別した事例や両親との関係に悩む事例など逐一経験談を添えて、問題を肯定的にとらえる発想法を当てはめている。

    あくまで感覚的にではあるが、”生命の循環”や”縁”について、そのような発想に同意できる部分はある。
    だが、本書で書かれた”科学的実証”は”想像の産物”と置き換えても一向に差し障りなく、オカルトの域を出ない。
    特に第四章二節には笑わせて頂いた。

    とはいえ本書の考え方に支えられ、死を恐れず隣人を愛することが出来るのならば、それになんの問題も無い。
    その意味で、科学的根拠など持ち出して正当性を主張するなどという胡散臭いことはせずに、自分の人生をこんな風に捉えたら肩の力を抜けますよ程度にしておけば良かったのに、と思う。

  • ・いわゆる「地獄」という世界は存在しませんが、あの世に、各人にとっての「地獄」があるとすれば、それは、反省のために自分自身の人生を振り返る瞬間の心の中のことです。
    ・自分が何をしたかということよりも、なぜそうしたのかということの方が、はるかに重要だ。
    ・大切なことは、忍耐とタイミングだ。すべてのことには時がある。
    ・愛とは本質的に、意志に基づいた行為であるべきだ。自分の全人生を相手の人生に賭けようという、決断の行為であるべきだ。
    ・自分が必要とされているという感じがある時に、人は生きがいを感じるものらしい。必要とされているということは、自分が生きているということに対する責任感であり、人生において他ならぬ自分が果たすべき役割があるということを自覚すること。
    ・人生とは、「自分らしさ」(アイデンティティ)の追求であり、さまざまな価値を創造しながら成長していく過程だといえます。

  • 感想
    今日の仕事に意味はあったのか。生きていることが楽しくない。そんな悩みはあまりにスケールが小さい。どこかで良い影響はある。

  • 私は過去世やソウルメイトを信じているので、「やっぱりそうなんだな」という感覚で読みながらも自分の考えていたことが証明されていくようでとても感動しながら読みました。
    これは、大切な人や大事な人を亡くされた人に読んでもらいたくなる1冊ですね。

  • 生まれ変わるということがあるかどうかは分からないけれど、あると信じて生きることが人生でプラスになるのではないかと感じることが出来た本

  • 最近知った「魂の法則」(ヴィセントギリェム)がもっと詳しく説明されている
    またギリェムの方はドクターバッチの考えにも似ている
    こっちの方が納得がいく

  • もっと早く出会いたかった本です。
    学生の頃から「なぜ私は生きているのか。生きなければならないのか」を、自問自答し続けここまで生きてきたが、ある種の回答を得られたと思う。
    タイミングが今なのも自分で決めたことであろう。
    仮説を信じるのならば、様々な点と点が線となり繋がるのである。

    byアインシュタイン
    『科学を真剣に追求している者は、誰であれ、宇宙の法則の中に、神の魂が明らかに存在していることを確信するようになる。神の魂は、人間の魂をはるかにしのいでおり、神の魂を前にして、人間は自らの力がいかに小さいかということを知り、謙虚にならざるを得ないのである。』

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著者プロフィール

作家、スピリチュアル・カウンセラー、コンサルタント

「2015年 『愛に悩んだ時どう生きるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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