上杉鷹山: 財政危機を打開した名君の生涯 (PHP文庫 し 18-1)
- PHP研究所 (2002年1月1日発売)
本棚登録 : 25人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569576756
感想・レビュー・書評
-
藩の経営危機にどう立ち向かって行けばいいか、より良い藩の運営のためにどのような手法を取るか…。若くして藩主になった鷹山は、まず武士とは何かという定義そのものから考えていく。それが、生涯の命題になる。現代でも、物事を定義し、皆で共通の意識を持つことが大切である。複雑な社会、価値観が様々な社会だからこそ、物事を定義付けることは大切なことだ。読み物として、もう少し登場人物の心情や動き等を掘り下げて書いて欲しかったが、読んでいてハッとなる部分があったため、星三つ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
名君上杉鷹山の文庫。武士とは何か、農民が働くことに生きがいを見つける為にはどうすべきか、当時としては斬新な改革に着手する手腕。米沢藩を立ち直らせた優れた指導者。
全2件中 1 - 2件を表示