同級生: はるかな時空をこえて (PHP創作シリーズ)

著者 : 横山充男

• PHP研究所 (1995年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[shifu0523さんの感想 · 2010年10月20日]

小６の透と同級生の薫の物語。といっても、普通のボーイ・ミーツ・ガールものではなく、輪廻、運命といった不思議なつながりを描いている。やり直せる希望、そして必ず会えるという確信が、心の平穏につながる。

[Salut!さんの感想 · 2006年6月12日]

どんなに悲しいことがあっても、この、コスモスの花埋みを忘れないかぎり、いつか再びめぐり会えると、あの時言われた。確かに、ぼくはこうして薫にめぐり会えた。何百年、何千キロの時と空間を越えて。

著者プロフィール

横山　充男
高知県に生まれる。四万十川のほとりにひらけた町で育つ。『少年の海』で児童文芸新人賞、『光っちょるぜよ！ぼくら』で日本児童文芸家協会賞（ともに文研出版）。ほかに『少年たちの夏』、『水の精霊』シリーズ（ともにポプラ社）、『鬼にて候』シリーズ（岩崎書店）『ラスト・スパート！』（あかね書房）、『自転車少年』（くもん出版）など多数。

「2022年 『牧野富太郎 植物の神様といわれた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」