- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569615479
作品紹介・あらすじ
同じやり方で勉強していても、成果の上がる人と上がらない人がいる。大人の勉強においては、生まれもった才能の差は絶対ではない。「成果の差」は、一人一人の「生き方の差」なのだ。「やる気」をどう維持するか。勉強のマイナス要素をいかに減らして、持てる力を最大限に活用するか。参考書選びから勉強を続けるかどうかの選択まで、「選ぶ技術」をどう身につけるか。激務の中で臨床心理士資格試験に挑んだ、著者自らの受験体験記も公開。本気で勉強したいあなたを応援する、ベストセラーの第二弾。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
効率よく勉強を行うためにはどうするか、という内容の本です。
ただし、概念的なことがかなり多く、実践するにはあまり向かない内容です(それでも前著より具体的記述は若干増えているが)
「勉強をしないと、しかも一生涯勉強しないと、少なくとも先進国では人間扱いされない時代が近づいてきている。」(P201)
よく勉強してもどうせ知識はコモディティ化して優越はつけられなくなるから、するだけ無駄という論調を目にするが、した人としていない人に差はできるし、とにかく土俵に上がらなければ勝負すらできないのだから、勉強はある程度必要ではないだろうか。ただ、一生涯苦しい勉強を続けるのではなく、楽しい勉強が必要なんだろうなとは思う。
【勉強に役立ちそうな点】
・大人の勉強において最も大切なことは、それを実行できるかどうかである。(P42)
・時間を作る方法は、無駄な時間を減らすこと、単位時間あたりの効率を上げること(時間ではなく量で判断する)である。(P55-56)
・過去問サンドイッチ法
だいたい、過去問を3年分くらいやったら、間違え問題の辺縁知識の勉強に切り替え、それが終わるとまた3年分くらい過去問をやる。この繰り返しを2、3回行うことで試験に望む。(P67)
・(記憶力の悪さについては)入力段階の工夫として理解に努める。貯蔵の段階を良くするために復習をなるべく頻繁に行う。そして、問題集形式になるべく触れるようにして出力強化に努めるというわけだ。(P70)
・特に資格試験のような記憶の定着が必要な勉強をする場合は、こまめな復習だけではなく、1週間にやった勉強を週に1回くらいは復習すべきであろう。(P73)
・自分の1週間の行動についてメモや日記をつけてみて、一つ一つの行動が(生きるために必要な時間、勉強時間+能率維持のための休息等の時間、家族・対人関係・社交のための時間、それ以外の)どれに当てはまるかを分類し、残りの無駄な時間を洗い出してみる。それを勉強に当てることができれば、通常は相当の時間が浮くはずだ。(P138) -
大人のための勉強法という事で、期待して読んだのだけれど、最終的に勉強はやる気に尽きる。勉強時間をとる事があまり出来ない社会人について、動機を見つけて勉強する事が大切、独学よりも仲間を見つけた方が勉強しやすかったり、ダメだと思った勉強法はすぐやめてみたり、モチベーションを維持する事が大切。
-
図書館
-
また続編から読んでしまった。。
学者の話なので面白い。他の著作も読んでみたい。勉強がんばろう。 -
古い本でもあるからでしょうが、勉強法の本としては新しさを感じる内容ではなかったです。
-
前作は読んでない(というより、前作と勘違いしていた)
自分も何か勉強しないといけないような気がするのだけれども、何を勉強したらいいもんか・・・。 -
初めての和田本。多分最後。