脱藩ベンチャーの挑戦: 技術者よ、殻を破ってみないか

著者 : 飯塚哲哉

• PHP研究所 (2003年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ぽんさんの感想 · 2007年9月20日]

[○2007/09/17完読]ザインエレクトロニクス社長、飯塚氏の起業経験がベースになっているので説得力がありました。日本のベンチャーの現状と目指すべき方向に関して著者の考え方が情熱とともに伝わってきました。半導体産業での体験をベースに書かれていますが、この業界に関係ない方でも面白く読めると思います。特に、製造業での仕事に何らかの夢を持っている技術者ならば、わくわくしながら、そしていっきに読める本だと思います。著者の"人と違っててもいいという価値観"は私も好きです。

[ｎｏｎ−ｔａｂａｃｃｏさんの感想 · 2005年5月7日]

こういう人が増えれば、日本は元気になる。

著者プロフィール

1947年茨城県生まれ。1970年東京大学工学部物理工学科卒、1975年同大大学院電子工学修了、工学博士。75年株式会社東芝に入社し、91年独立。1992年ザインエレクトロニクス株式会社設立、代表取締役。2000年「第10回ニュービジネス大賞」アントレプレナー大賞最優秀賞受賞、日本半導体ベンチャー協会（JASVA）設立、会長就任。2001年JASDAQに上場。2002年日経BP社主催ベンチャー・オブ・ザ・イヤー受賞。2004年社団法人日本半導体ベンチャー協会（ＪＡＳＶＡ）設立、会長就任。2006年社団法人経済同友会・新事業創造推進フォーラム委員長、秋の褒章にて「藍綬褒章」を受章。政府税制調査会特別委員。著書『脱藩ベンチャーの挑戦』（ＰＨＰ研究所、2003年）、『いい仕事、いい人生、『時間を売るな！』』（祥伝社、2008年）ほか。

「2011年 『「ザインエレクトロニクス」最強ベンチャー論』 で使われていた紹介文から引用しています。」