天気で読む日本地図: 各地に伝わる風・雲・雨の言い伝え (PHP新書 244)
- PHP研究所 (2003年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569627359
作品紹介・あらすじ
日本人は風・雲の動き、山や太陽の見え方などから天候を予測する「観天望気」を行ってきた。「お寺の鐘がよく聞こえると雨」「秋空の稲妻は明日も晴れ」「富士山がすっきり見えると雨」-。本書では、全国津々浦々を歩き、各地の天気にまつわることわざ・言い伝えを丹念に拾い集める。「春一番」「東尋坊」という風の由来、海賊・松浦党や現代のサーファーの観天望気など、その土地ならではの伝承・エピソードが満載!天気図に頼らなくても、五感を使って見事に当たる、日本古来の天気予報。
感想・レビュー・書評
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
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風や雲の動き、山や太陽の見え方などから天候を予測する日本古来の天気予報、春一番や東尋坊という風の由来など、その土地ならではの伝承やエピソードが満載の一冊です。
(7類 B1) -
人間の感知能力のすごさ, 2009/1/24
気象予測。まさにこれに仕事で関わることになったため、興味半分読んでみました。
「観天望気」この技術は、局所的な天候に関しては、気象機関の予測もかなわないかもしれない。たしかにそうかも知れません。
人間の五感・感知能力、経験は案外スーパーコンピュータ以上の能力があるのかも知れません。今、ペンティアムCore2 Quadでシュミレーションに挑んでいますが、果たして観天望気に勝てるのだろうか