- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569629919
作品紹介・あらすじ
話を聞かない、考えない、動かない選手たち…。叱るのでもない、無視するのでもない、「気づき」を与えて動かせ。感動のTVドラマ『スクール・ウォーズ』の泣き虫先生と教え子が導くリーダー、指導者のためのバイブル。
感想・レビュー・書評
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齋藤さんが電車で読んじゃだめ(泣いちゃうから)って言ってたが本当だった
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この本は元伏見工業高校ラグビー部監督 山口良治氏と、Mr.ラグビーこと平尾誠二氏との対談である。
「京都一のワル」といわれた山本清悟が入学してきた時、山口監督は「おまえケンカに自信があるらしいが、ラグビーはルールあるケンカやぞ」とラグビー部へ誘う。 彼はラグビー部で強くなり二年生で高校ジャパンの代表となった。
山口「三年生のときも高校生ジャパンに選ばれて、イングランド遠征に行った。遠征ではホームステイをするから、これが二回目のホームステイ。ところが、英
語の成績が『1』だった(笑)。ぼくは、その英語の先生と話したよ、『先生は自分が教えた英語で生徒に何を経験させたいのですか?清悟は一ヵ月近くも英語の国へ行って、ホームステイしながら生活してきたんですよ。それでも、その真実は先生にとって何の評価にもならないんですか?』って・・・そしたら『2にするから・・・』って(笑)。そんな清悟が、卒業後はぼくの母校の日体大に進学して、いまでは高校の先生だよ。『他界してるか、檻に入ってるか』と思われていた、あの清悟がね」
この箇所を読んだ時、なぜかすごく笑いがこみ上げてきた。じーんとくるような気持ちのいい笑いが・・・。
もうすぐラグビーワールドカップが日本で初めて開催される。
幾人ものラガーマンといくつものつみ重ねがあっての日本開催であることを忘れてはならないと思う。 -
感動した、スクールウォーズを生で見ていた世代であり、途中泣きそうになった。real storyでも泣き虫監督の山口良治氏、そして全国制覇時にキャプテンであった天才平尾誠二氏の共著。
ラグビーはキャプテンシーを大切にするスポーツであり、フォローワーシップも重要である。まさにビジネスセンスの縮図であり、いままでそれを知らないでいたことを後悔した。
平尾氏が日本のラグビーを背負っていたのは、そのずば抜けたラグビーセンスが全てではなく、そのキャプテンシー・リーダーシップ・インテリジェンスも要因であったことがよくわかった。
迷った時に読み返したい一冊。 -
bookscaned.
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リーダーとは何かを考えさせる書籍です。とても参考になりました。
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2006.7.18 購入