- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569633251
感想・レビュー・書評
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脳科学を仕事に応用したライフハック本
目次
<blockquote>第1章 企画力アップの脳科学
第2章 営業力アップの脳科学
第3章 事務処理能力と脳科学
第4章 リーダーシップと脳科学
第5章 職場の人間関係と脳科学
第6章 会議に活かせる脳科学
第7章 時間管理に使える脳科学
第8章 情報収集のコツと脳科学
第9章 良いビジネス文書と脳科学
第10章 資格試験を突破する脳科学
付録 家族サービスの脳科学
</blockquote>
あんまり言うことがない。脳科学知識を実際に使うにはどうしたらいいか的な本。
ライフハック的に様々なケースに応じた利用法みたいなもんを書いてあるけど、内容は大して深くもなく、さっくり読める。
ちょっとしたtips本だと思う。
<blockquote>だから、大脳の使い方も少し違う。企画は、「前頭葉」で独創力を発揮し、「右脳」のイメージを使い、「海馬」の知識がヒラメキの根底となる。営業は、「海馬」で暗記したセールス・トークに基づき、「前頭葉」で論理的に組み立て、「運動野」で身ぶり手ぶりを行なう。
(中略)
事務処理の典型的パターンを「海馬」で暗記し、そのパターンを実務に当てはめる。</blockquote>
事務と企画と営業の違い、ここにあり……と。
あとはスケジュール管理も面白い。
朝は血糖値・血圧が下がり、朝食を食べて二時間後に血糖値が高くなる。しかし午後一だと胃腸の血流量が増え、大脳の血流量が減って眠くなり、そのあと復活するが、最後には頭が疲れている上に血糖値が下がりつつある……と。
有名ではあるけど、意外とこのリズムがバカにならないんで、メモ。
あとはカリスマ性について。
<blockquote>結論から先に言ってしまえば、大脳辺縁系の扁桃体が関係している。扁桃体は様々な感情を生じさせる部分であるが、リーダーの感情や情熱といったものが、部下の心を捕らえるわけだ。つまり、扁桃体の動きが強いリーダーは部下に慕われるし、扁桃体が弱いリーダーは部下に慕われない。仕事ができるかどうかは前頭葉や海馬によるので、「仕事がデキること」と「部下に慕われること」とは別問題である。</blockquote>
感情がキーワードなんだろうか。何か本当なのかどうか胡散臭いけど、もしそうなら、感情をうまく出せる人が上に立つんだろうな……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
脳科学は高校生の時に興味を持っていたので面白かった。
接触効果を活かして、著書も同じネタを何度も述べている。
脳波の4種類や、自然の音色はf分の1ゆらぎのリズムが含まれていることなど。
海馬を使って記憶させることでトークにも論文にも使うといいらしい。
つまり、知識を入れ込んだ話の方が人間は面白みや説得力あるということか。 -
仕事のいろいろな場面を脳科学という観点で有効な脳の使い方を解説した本。
例えば・・・
扁桃体(旧脳)で怒鳴るのは×、数秒くらい待って前頭葉(新脳)で叱る・・・など
(大阪市立中央図書館)