小泉政治の正体: 真の改革者か稀代のペテン師か

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569633367

作品紹介・あらすじ

国民の大きな期待を集めて船出した小泉政権。しかし、今の、この大きな違和感は何か。橋本政権時に首相秘書官として、当時の「六大改革」を立案、推進し、霞が関と首相官邸を知り尽くした著者が、小泉政治の真の姿、官邸の内幕とその問題点を真摯に解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 元橋本首相の事務秘書官、元衆議院議員が「小泉改革が求められている課題とその遂行状況」を厳しい目でチェックしている。道路公団改革、地方補助金・地方交付税・財源の三位一体改革、そして郵政改革などについて分りやすく解説しており、郵政改革が本番といわれる今、本物の改革が本当に行われるのか、その必要性に鋭く迫っています。単に公務員だからダメというわけではなく、郵貯・簡保の資金を断つことによる特殊法人への金の流れを断つという必要性を初めて理解できたように思います。内閣官房の充実が重要であることを改めて痛感しました。小泉首相への批判は痛烈で小気味よいぐらいでした。

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