真田幸村 伝説になった英雄の実像 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
3.66
  • (11)
  • (16)
  • (28)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 107
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569643267

作品紹介・あらすじ

家康を散々に苦しめ、「日本一の兵」と称えられた真田幸村。その獅子奮迅の活躍は『真田三代記』などの伝説となる。今なお絶大な人気を誇る英雄の実像とはいかなるものか。気鋭の歴史家が丹念に史料を検証し、その魅力を炙り出す。強者の覇権争いに翻弄されつつも、幸村は父・昌幸ゆずりの知略を駆使し、豊臣家のために立ち上がる。圧倒的に不利な大坂の陣で発揮された「幸村マジック」。覇者・家康を震え上がらせた秘策とは!?武士として義を貫く姿に、ファンならずとも興奮と感動を覚える渾身の歴史ロマン。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 真田幸村のことがよく分かりました

  • 組織において、上が機能していない時に実際、現場で指揮する者の難しさを感じた。

  • 文字通り、真田幸村の実像に迫った一冊。

    今まで知ることのなかった真田幸村の実像について知ることができた。

  • 非常に読み易い。

  • 大体の流れを知るには良い資料です

  • [ 内容 ]
    家康を散々に苦しめ、「日本一の兵」と称えられた真田幸村。
    その獅子奮迅の活躍は『真田三代記』などの伝説となる。
    今なお絶大な人気を誇る英雄の実像とはいかなるものか。
    気鋭の歴史家が丹念に史料を検証し、その魅力を炙り出す。
    強者の覇権争いに翻弄されつつも、幸村は父・昌幸ゆずりの知略を駆使し、豊臣家のために立ち上がる。
    圧倒的に不利な大坂の陣で発揮された「幸村マジック」。
    覇者・家康を震え上がらせた秘策とは!?
    武士として義を貫く姿に、ファンならずとも興奮と感動を覚える渾身の歴史ロマン。

    [ 目次 ]
    第1章 信州の六文銭(幸村誕生―祖父・父は武田二十四将;柔和な性格―「国郡を支配する本当の侍」 ほか)
    第2章 関ヶ原と九度山配流(家康の野望―婚姻政策、三成襲撃、大坂入城…;三成の謀略―上杉軍との家康挟撃作戦 ほか)
    第3章 決戦・大坂の陣(九度山村脱出―村人の監視をどうやってかわしたか;大坂入城―名刀を帯びた山伏 ほか)
    終章 幸村伝説(日本一の兵―敵味方から贈られた大賛辞;幸村伝説―語り継がれる「正義のヒーロー」物語)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 泣きそうになった良作。
    幸村入門ですな。
    表紙がまた彼にピッタリ!
    嘲笑がすごい。

  • 幸村の生涯だけではなく、関ヶ原~夏の陣までの彼の奔走、周囲の面々の動きや思惑なども細かく書かれていて、当時の全体の動きがよくわかる。家康のあざといまでの巧妙なネットワーク作り、対する大阪勢の脆さ、愚鈍さの対比が切ない。幸村の実直で清々しい人柄が悲しいくらいに美しい。

  • 真田、脱初心者向け?

  • 幸村入門書として読書。とてもわかり易く、真田幸村のポイントをザザッと押さえた感じでしょうか?読後にもっと幸村が知りたくなりました。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。歴史作家。NHK 大河ドラマ「八重の桜」「龍馬伝」「新選組! 」、NHKBS時代劇「選組血風録」などの時代考証を担当
する。ほかに、マンガの原作をつとめるなど、活動の幅
を広げている

「2014年 『新選組真史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山村竜也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×