「不機嫌」と「甘え」の心理 なぜ人は素直になれないのか PHP文庫

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  • PHP研究所
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レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569660066

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  • 不機嫌になる人は依存が原因。解決策はあまり明示させていないが、根本的な原因がわかる本。

  • 心理

  • なぜ、人はうつ病になるのか?なぜ、夫は理由もなく不機嫌になるのか?なぜ、人は登校拒否になるのか?
    その心理を事例を用いて解説する本。具体的な事例で、そうなる(なってしまう)理由がよく分かる。ただ、そうなるのは分かったが、そこからどう脱却すべきかの示唆は少ないと感じた。この点については消化不良。

    <blockquote>[private]以下注目点
    第一章 「嫌い」が言えない心理
    P.16 矛盾した感情
    ・家庭内暴力と、暴力に至らない青年家での不機嫌は同じ。

    P.18 自分の価値
    ・神経症型の人は、一人で自分に価値を感じることはできない。

    第二章 なぜあなたはイライラしてしまうのか?
    p.41 愛情
    ・子供が心理的に成長するのには、後者の例のような愛情が必要なのである。子供を心理的に成長させる愛情とは、子供が求めていることを理解できる能力ということである。[/private]</blockquote>

  • 作中で定義付けられる『神経症的』場面というのは無意識に誰しもが持っている要素と思えてならない。他人を詰りたくなる場面というのは少なからず。同時に不満を抱えていることが極めて多いからだ。

  • 難しいテーマでしたが、なるほど、と思える箇所が多々ありました。
    人の性質や思考、本当に千差万別ですね。
    興味深いです。

  • この書籍は「神経症型」と筆者が呼ぶ人たちについて、その機制を様々な問題行動を例にしながら示したものである。

    『たとえば子供が自殺した時、よく周囲から「変化に気がつかなかった」と言われる。「思い当たることがない」と周囲の人から言われる。』という文章を読んでグッときた。
    会社に入って数年後だが僕は同期を自殺で失っている。その時に同じセリフを自分で言ったからである。
    『つまり自殺する子供は、周囲の人々から関心を持たれていなかったのである。』
    きっとその通りなのだろう。相手の変化に気づかないというのは僕の問題であったのだと思う。

    『近い人物にしつこく絡むのは心理的に幼稚な証拠である』という節がある、これは以下の矛盾の現れである。
    『幼児的な受け身願望を相手が満たしてくれることを求める。そのくせ相手が自分を立派なオトナであると見なすことを要求する。』

    人間関係を改善するといったWeb記事を読んでいると、「好かれたいと思うことをやめる」といった文章が書かれている。世の中に「神経症型」の人が結構多いということの現れであると思う。

    残念ながら良いリファレンスが近くにいない場合も多く、一気にその生き方を変えることは難しいかもしれない。しかし、それを改善する方法は必ずある。

    しかし改善の前には、この本で取り上げられている問題と向き合い、受け入れることが必要である。「自分には関係ない。」と本当に言い切れるか真摯な気持ちを持つべきだ。

  • 端的で的確に神経症者(ここでは簡単に自己喪失ぎみで他者依存傾向がある人のこと)が不機嫌に陥る心理、近い人と心理的に楽しく過ごせない複雑化した心理、ひとつひとつが腑に落ちて読んでいて気持ちよかった。カウンセリング的な本ではないと思うので、対処法や気持ちの持ち方のような事は書いていない。からくりを解き明かすのにとてもよい本だと思う。

  • ぐさっとくることが多く書かれてる。
    自分から本当に人を好きになることの価値がわかるという点ではいい本だった。

  • ううむ…甘えちゃだめなの?って苦しくなる。自分が思ってた以上に自分は身勝手で自己中で甘えているんだって気付かされてしまいました

  • 神経症的傾向の強い人は ダメだと。
    ダメの部分のみで解決策は無く、どうすればいいのか?は分からず。

    イライラは甘えの裏返しにすぎない。

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著者プロフィール

1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。現在、早稲田大学名誉教授、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問(元理事)。ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」のレギュラーパーソナリティを約半世紀つとめている。

「2018年 『怒ることで優位に立ちたがる人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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