- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569664286
作品紹介・あらすじ
たった一度の人生を輝かせたい。そう願いながらも、せっかくの一日をつまらなく過ごしてしまうことがあります。本書は、心ふさぐ時や生き方に迷う時、「自分らしさ」を見失わないための人生論です。人間の尊さ、力としての愛、自由とは何か…など、ノートルダム清心女子大学で30年以上続く名講義「人格論」を完全収録。シスターの凛とした言葉に、きっと励まされます。
感想・レビュー・書評
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とても冷静に事象を見つめられているお方だと思いましな。それでいて、仏教、キリスト教の大切なところがよく分かりました。与えてもらうのではなく与える、愛されたいのではなく愛する、素敵な生き方だと思います。
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程度ではなくて、そういうことはしないんだという信念をもって生きる。
ーこれは私のこれからの指針となる言葉となった。
愛とは、決意である。
ー愛は、突然生まれるものではないのだ。育んでいくものであり、いかなる時でも愛するのだと決意をすることである。その覚悟がなければ、決意を示していく強さがなければ、人を愛し続けることはできない。
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ノートルダム清心女子大で長年人気講座だった「人格論」を1冊にまとめたもの。難解な言葉の定義から入って、学生に理解できるよう著者の言葉で解説を加え、経験からその意味するところを説いていく形式の授業で、かつ、著者の願い、そして受講者が自分の心に問いかける内容が多分に含まれています。大学時代に一度聴きたかったです。
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著者が教鞭を取る女子大での「人格論」の講義録です。まえがきにもある通り、昭和63年発刊ということで、例にあげられたものが時代遅れであったり違和感を覚える箇所もありましたが、内容はどの時代でも通用するものであると思いました。人間ってどういう存在?尊厳とは?愛とは?精神とは?等々、キリスト教的考えからだけではなく、仏教の思想にも触れながら、わかりやすく説いています。
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本当に人生のバイブルにしようと思う。
借りて読んだけど買うつもり。 -
とにかく学ぶことが多い。繰り返し読みたい。
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こういう授業を受けている大学生はとても幸せだと思います。話を“読んでいる”だけでも、背筋がピンと伸びる気がしました。
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人格論という講義内容をおこしたもの。なので、ちまたにあふれる感情的なポジティブ思考的な内容ではなくて、きちんと学問としてのものというのが、すごく納得できたというか、すとんと落ちた。あぁすてきだなと思った。こういう人間になれるように努力したいと思った。
講義をそのまま聞いているように読めるけど、おこした文章の羅列なので、段落やらひと息やらすきまやらがなくて、読みにくいのはちょっとざんねん。