- Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569666518
作品紹介・あらすじ
常に自らの死に直面した戦国武将。その緊張感は、彼らをして現代にも通じる多くの警句を残させた。例えば、「敵に塩を送る」という言葉がある。上杉謙信のエピソードに由来し、「苦境にある敵を助ける」という意味で人口に膾炙している。しかし、彼の本心は、人の弱みに付け込んで姑息な手段を取るものではないというところにあったのではないか。「言葉は人なり」の事例を掘り起こした歴史読本。
感想・レビュー・書評
-
いろんな武将の名言をいろんな史料からとってきている本。これも本屋で見て即買いでした(笑)。一通り読むと、戦国武将にも興味がわくけど、けっこうためになる名言がいっぱいあります。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦国武将の名言がこれでもかっ!!っていうほど紹介されています。
ひとつの名言についての解説が2頁なので、読みやすいというかリズムに乗りやすいです。
僕の場合は、トイレに用がある際(大の際)に、ひとつの名言について読むというリズムでした。
自分の能力次第で天下を獲れるかもしれない反面、いつ戦いの中で死んでもおかしくないような時代。
そんな時代を駆け抜けた戦国武将の人生は、きっと僕たちからは想像もできないような濃密なものだったんじゃないかと思う。
そのような濃密な人生から吐き出された言葉達は、共感できるかどうかは別にして、強い力も持って心に響いてきます。
特に最終章の、「人生のフィナーレにおいて」の章は圧巻です。
-
2Pごとに人物が回転するので軽くて読みやすい。説明も丁寧でいいなと思います。
-
名言とそのエピソードが2Pに書かれてました。読みやすいし何よりきっかり2Pに収まってるのが何より感動しましたが関係ない…。
-
戦国武将の名言とその解釈。その場面を纏めた本。
様々な武将の興味を持つのに良い本だと思います。