ヨーロッパの「王室」がよくわかる本―王朝の興亡、華麗なる系譜から玉座の行方まで (PHP文庫 そ 4-15)
- PHP研究所 (2008年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569669632
作品紹介・あらすじ
ロイヤルファミリー…。ヨーロッパの王室の歴史を紐とくと、優雅で華麗な響きのする言葉とは裏腹に、陰謀と愛憎渦巻くドラマが展開されていることがわかる。本書では、イギリス、フランス、スペイン、オーストリア、ロシア、などヨーロッパ各国の王室の歴史を豊富なエピソードをもとに紹介する。複雑に絡みあった系譜と巨大な血縁ネットワークの中でおきた抗争を詳説。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
新書文庫
-
屁理屈みたいになってしまうが・・・、「よくわかる」というより「まあわかる」内容だった。
著者が塾講師ゆえか、高校の世界史の授業みたい。そういう意味では、入っていきやすいが、面白みには欠ける。 -
世界史で一番複雑だと思われるヨーロッパ史をザックリわかりやすく解説している。家系図が載っているので、チェックしながら読むと分かりやすい。名前が似ていたり、同じだったりしている人が多いので覚えようとすると大変。
-
ヨーロッパのごちゃごちゃ具合が掻い摘んで分りました。
しかし・・・どうしようもないのですが、あっちこっちの国にルイやらフィリップやら3世の子供がどっかの国じゃ1世だったり、ずっと戦争しっぱなしだったり・・・;
今の現状って、ある意味奇跡に近い近郊が保たれているのではないかとすら思えてきます。 -
歴史物は基本的に好きなので面白く読めたけど、正直なところ「よくわかる本」というほどではないかな。国ごとに王室の歴史をまとめたところがちょっと変わってるだけで、基本的には高校の教科書みたいな内容でした。
-
ヨーロッパの王室について、かなり大まかにまとめられた一冊。
それぞれの国ごとに家系図などもあり、入門としてはとても分かりやすいのではないかと思います。
「どんな王族がいたのか?」「いつの時代の人間か?」など、おおざっぱに把握したいときにはとても便利。索引としても使えそうです。
また合間合間に面白コラムなども挟まれており、読み物として、エンターテイメントとして純粋に楽しめます。
歴史資料としては力不足な面が否めませんが、興味を持つきっかけとしては良いのではないかと。 -
ヨーロッパ各国の王朝の歴史がコンパクトに纏められているので
面白く読む事が出来ます。
やはりイギリス・フランスが代表格なので
それだけで半分くらい占めていますが
オーストリアはもちろんの事スペイン・ベルネクス・北欧
はたまたポーランドやハンガリーにまでコーナーがあるので
一冊で幅広く読んでみたいという方にお薦めです。
文庫本の分量なので深いところまでは言及していませんが
この本で興味を持った王朝があったら
専門の本を読まれると良いと思います。 -
複雑でややこしいヨーロッパの王室について、重要な国に重点を置いて、ざっくりと紹介した本。
確かにざっくりだけど簡潔にまとめてあるので、入門書として最適ではないかと。
国ごとに系図もあって良い。 -
図書館本。ヘタリアを読んで、ちゃんと理解したくなったので。文庫のわりによくまとまってる。古本屋で見つけたら買おうっと。