ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569671253

感想・レビュー・書評

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  • it st 書棚は、文庫 > ビジネス・雑学・ハウツー > PHP文庫です。

  •  毎日の中に、勉強する仕組を作るためのティップス。
    「猿も木から落ちる」は文字通りに木から落ちる猿がいたと言う解釈するとエピソード的理解であり、たとえどんなにその道に優れていても、絶対に失敗しないというふうに考えるのを意味的理解という。意味的理解はその意味を引き出す頭の働きが求められていて、物語を読む事よりも、ことわざの方が高度であったのだ。
     タイムハングリーが大切。だらだら勉強するのではなく、勉強の時間割をつくってしまう。例えば3時間を勉強に充てると、4つに割って40分勉強したら5分休む。自宅でも時間割をつくってしまうのが、懸命な学習の方法だ。
     頭を働かせるには空気が大事。お互いに畏敬する仲間とともにいることで、雑談から大きな成果をあげることができるかも。これは、空気が創造的であったからだと言える。
    毎日夜に明日やらなければならないことをリストアップし、重要度に応じて番号をふっていく。こうしたアプローチを作者は朝にやろうと思ったらしい。結局いつやってもいいんだろうけど、最後は習慣化できるかどうかだろう。

  • 参考にします。

  • 『ちょっとした勉強のコツ』(外山滋比古、2008年、PHP文庫)

    衒学的なきらいはあるけれど、その意味では雑学にはいいかもしれない。

    けど、タイトルにあるように、ちょっとした勉強のコツとして、
    「立って勉強するのがよい」なんて言われても…。

    (2009年8月25日)

  • 読みやすく、なかなか為になるといった印象。
    タイトルどおり、ちょっとしたことだけどね。
    ・ことばは、α、β、γ (βは、想像、おとぎ話、γは、論理的な言葉)
    ・勉強は空腹時、朝が一番
    ・ピグマリオン効果:願いやほめた言葉が実現する
    ・山本五十六:シテミセテ、イッテキカセテ、サセテミテ、ホメテヤラネバ、ヒトハウゴカジ
    ・孟母三遷の教え:寺→町→学校
    ・エピソード的理解と意味的理解
    ・手を動かす
    ・雑談は時に最高に知的創造的でありうる
    ・ちがったことをしている人といっしょにした方が創造的
    ・生活時間割
    ・健全な精神は、健全な身体に宿るは間違い
    ・笑いのプラシボー効果 しかめっつらの医者は、よく治さない
    ・暗黙知:体で覚える。感情、情緒、気持ち、精神というものの生じる
     源泉の小脳に宿る。五感を動かして学び覚える。小脳的体得

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著者プロフィール

外山 滋比古(とやま・しげひこ):1923年、愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒業。「英語青年」編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論を多数執筆している。2020年7月逝去。30年以上にわたり学生、ビジネスマンなど多くの読者の支持を得る『思考の整理学』をはじめ、『忘却の整理学』『知的創造のヒント』(以上、筑摩書房)、『乱読のセレンディピティ』(扶桑社)など著作は多数。

「2024年 『新版 読みの整理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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