青の懺悔 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569674070

作品紹介・あらすじ

神奈川県警を辞め、私立探偵の看板を掲げた真崎薫のもとを、高校時代の野球部の仲間で、今はスポーツ選手の代理人を務めている長坂が訪ねて来た。その依頼を受け薫は、やはり昔の仲間であり、メジャーから日本に戻ってきたプロ野球選手の結城と会う。憔悴した様子の結城は、息子が誘拐されたと真崎に打ち明けるのだったが……。横浜を舞台に繰り広げられるハードボイルド小説、待望の第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 神奈川県警を辞め、私立探偵の看板を掲げた真崎薫のもとを、高校時代の野球部の仲間で、今はスポーツ選手の代理人を務めている長坂が訪ねて来た。その依頼を受け薫は、やはり昔の仲間であり、メジャーから日本に戻ってきたプロ野球選手の結城と会う。憔悴した様子の結城は、息子が誘拐されたと真崎に打ち明けるのだったが…。

  • 堂場さんらしい小説です。
    シリーズ2作目。前作で刑事を辞め探偵を始めた真崎薫。
    高校時代のチームメイトの息子が誘拐された事件を
    一人で追う。

  • 正直かなり早い段階で真犯人はわかったが、誘拐事件の動機は意外性があり、面白かった。

  • うーん。まぁまぁという感じ。
    テーマが、スポーツ選手の持つ苦悩他の感情と、誘拐事件と、真崎の引きずっているものと、色々あるようだが、今ひとつ気持ちよく入り込めなかった。

  • うーむ。前作よりはハードボイルドっぽいけど。
    奈津も楊貞姫も長坂も中途半端。神城に負けちゃってるかも。

  • 堂場瞬一に外れ無し。 は、一応更新(当たり!……では無かったが)


    警察小説に傾倒してきたためか、主人公が“私立探偵”という設定に馴染むまでに時間がかかったが、後半は一気に畳み掛けるように読めた。

    黒幕は割と早い段階で予測がつくし、いくつか残ったままの謎(疑問?)もあることはあるが、総じて見れば“面白かった”と。

    堂場作品の特徴……
    主人公が【ある事実を掴んだ】ということだけ書き、その中身は読者には伏せておく……というスタイルには、堂場2作目以降の数作の間やきもきしてきた。

    そろそろ慣れてきたようで、水戸黄門の印籠のように“お約束”的な楽しみ方ができるようになってきた。
    “きたきた~(^-^)v”と(笑)。

    仕事の世界では一歩距離を置いた恋人。
    元同僚で結局は理解者でもある現職刑事。
    理解者であり裏の世界とも通じる中華料理店オーナー。
    リーガルとイリーガルの境界を一歩踏み越えた主人公。

    シリーズ続行の要素は満載。良きシリーズとなって続いてくれたら嬉しいな。(現時点では続編「灰の……」のみ確認)

    ★3つで、7.5ポイント。

    2012.04.10.了。

  • メジャー帰りのプロ野球選手の代理人の話だったので、少し期待しすぎたせいか、ちょっともの足らなかったかな。

  • 堂場氏の作品らしく、主人公の男性のこだわりや意地が物語の根幹を形成している。この点は作風なので良いのですが、本作は途中で犯人や背景が何となく想像できたので残念。

  • 神奈川県警を辞め、私立探偵の看板を掲げた真崎薫のもとを、高校時代の野球部の仲間で、今はスポーツ選手の代理人を務めている長坂が訪ねて来た。その依頼を受け薫は、やはり昔の仲間であり、メジャーから日本に戻ってきたプロ野球選手の結城と会う。憔悴した様子の結城は、息子が誘拐されたと真崎に打ち明けるのだったが・・・・・・。横浜を舞台に繰り広げられるハードボイルド小説、待望の第2弾。(PHP文庫より)

  • ちょっと・・・

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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