- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569679006
作品紹介・あらすじ
「実存主義」「構造主義」「教条主義」「ミニマリズム」「リバタリアニズム」…。世の中にあふれる「○○主義」「○○イズム」の意味とその相関関係を、政治・生き方・性癖・芸術・権力構造など13のジャンルでわかりやすく解説!聞いたことはあるけれどきちんと説明できない、知ったかぶりして会話で恥をかきたくない、そんなあなたにおすすめの一冊。
感想・レビュー・書評
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社会学主義(社会の方が個人の心を拘束し、個人に優先する)、独我論(自分と他人が同じであることを認めない思想)、快楽主義の2つ(ヘドニズム「欲望を満たすと弱まるが、強制的にリセットして、また欲望を掻き立てる。例として、胃がいっぱいになると吐き、また食べ続けること。」、エピキュリアリズム「世間で言われる欲望は迷妄であると考え、自分の本当の快楽だけを追求すること。大切なのは肉体の苦しみから解放されることと魂が平穏であること」)、“快楽主義はひきこもり、禁欲主義はワーキング・プア”、“性癖は個人の資質ではなく、時代が生み出した思想”が印象に残った。
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著者の本はこれで3冊目。どれもタイトルに惹かれて購入したもの。本書は書名のとおり主義、~イズムを体系的に解説しており、なかなかに面白い。ただし、本書の知識を使いこなして、帯にあるように議論で負けないようにするには、もっと深い理解が必要だと思った。これも再読必至かな~
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巷に溢れる「◯◯主義」「??イズム」を一個一個解説する本。21世紀の現代、いくら「俺は俺、オリジナルの信条を持って生きている」などと言っても、そういう思考は既に、先人たちによって全てカテゴライズされているのだなと気付かされた。ネトウヨは「愛国者」ではなく、「排外主義者」だとする指摘には、一々納得。
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知らない色んな主義があった。
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入門書としては最適
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面白い!!全体主義・立憲主義・ポスト構造主義・エピキュリアニズム等世の中には知っているようで知らない○○主義・○○イズムがいっぱい。それらを端的に、わかりやすく紹介してくれる本書は文庫本ながらかなり貴重に思えた。
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教養本ではなく娯楽本。
学術的に○○主義という言葉を学びたい人には不向き。 -
"○○主義"を例文にそって自然と説明してくれるので読みやすい。
これですこしは対象を分類しやすくなったかな。
ただ、巻末にもあったが一通りの分類ではなくいくつか多面的に物事を見つめたほうがよさそうだ。 -
理屈っぽーい。
言いたい事は解るけど、読むのに時間かかりました。
男子ウケは良さそう?