パパいっぱいだっこして (わたしのえほん)

著者 : 長谷川知子

• PHP研究所 (2000年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[あきほなこうちゃん。さんの感想 · 2011年7月17日]

色々文句はあるけれど、やっぱりパパのことが好きな女の子のお話。

[おかちゃんさんの感想 · 2006年4月1日]

　パパなんて大嫌い。すぐ怒るし、自分勝手だし、な〜んにも分かってくれない。パパの似顔絵を描けば、怒ってる顔。こんな風に思われてるパパ、意外と多いのではないでしょうか。でも、ほんとはパパにやさしくだっこしてもらいたいものなんですよね。
わたしが小さいころ感じていた気持ちをストレートに表現していて、懐かしい気持ちで読みました。大人って、自分のことを棚に上げて、理不尽な怒り方をするんですよね。
でも、最後のパパの優しそうな顔にほっとする絵本です。

著者プロフィール

絵本作家・画家。1947年、北海道生まれ。武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。日本児童出版美術家連盟会員。主な作品に、『兎の眼』（理論社）、「『１ねん１くみ』シリーズ」（ポプラ社）、『ひつじぐものむこうに』（サンケイ児童出版文化賞、文研出版）、『これが、ぼくのかあちゃん。』（童心社）、『くらやみのかみさま』（新日本出版社）などがある。

「2004年 『教室はまちがうところだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」