- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569687469
感想・レビュー・書評
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たのしい
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素敵で心あたたまる話しでした。
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不思議な…ひきだし。
なんか…不思議なポケット的な?!
モノが増えるわけじゃないのだけど…
引き出しがね、スゴイのよ。
不思議な引き出し。
でも、もしかしたら自分の家にもありそうな…
いやあったらいいなぁの引き出しかも。
結構、好みの作品でした。 -
押入れから桜色の毛糸玉は出てきた。
チイばあちゃんはそれで桜色のベレー帽を編もうとするけれど、かぎ針が見つからない。
あちこち探してどたばたしていると、昼寝をしていた猫のとらたがうるさくて起きてしまう。
とらたにかぎ針を知らないか聞いてみると、机の一番下の引き出しは探したか、引き出しの奥の奥まで探したか、と言われる。
なんでもその引き出しにしまう癖のあったチイばあちゃんは引き出しの中ももちろん見ていた。
でも奥の奥?
ちゃんと全部見たはずだけれど、ともう一度引き出しを今度は引っ張り出してみると、いろいろなものが見つかる。
ところが、引き出しは引っ張っても引っ張ってもどんどん続いている。
とうとう、壁のところまで引き出してしまった。
とらたに壁に引き出しの分だけの穴を空けるといいと言われ、空けることに。
外に出てもまだまだ伸びる引き出し。
家の門を出て、原っぱまでも出て行く。
と、そこでやっとかぎ針が見つかった。
原っぱでは子供たちが遊んでいて集まってくる。
チイばあちゃんの長い引き出しの中を覗くとすてきなものがいっぱい。
貝殻、時計、化石、千代紙…。
チイばあちゃんは子供たちに好きなものをもらっていいと、言う。
みんながそれぞれ取ると、そのたびに引き出しはどんどん短くなり、ついにはあの机に収まるまでになる。
そして、あとに残った壁の穴はとらた専用の出入り口になるのだ。
チイばあちゃんは無事桜色のベレー帽を作ることが出来たのだった。
思いがけず、みんな、欲しいものが手に入ったのだった。
引き出しの奥の奥。
素敵な発想。
何でも入っている引き出した本人も忘れたものが入っていそうでまさに宝の山。
かぎ針探しがついでで、とらた専用の出入り口を作るためにとらたが仕組んだことが計画通り運んだように思える。
やり手のねこちゃんに思えて仕方がない。
なんでもしまうのではなく、きちんと整理しましょう、という趣旨だろうけれど、それとは別にこんな何でも入る引き出しがほしい…。 -
二回目。
のびーーるひきだし☆ -
おばあちゃん、かわいいです。
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探し物がないときってありますねー
でも、こんなに引き出しは出ないでしょー
こんな引き出しあったら、大変なことになりそうです -
こんなひきだし欲しいなあとおもってしまう本。いいなあ。
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(3歳5ヶ月)