あるくのがきらいな王さまのはなし (とっておきのどうわ)

著者 :
  • PHP研究所
3.73
  • (5)
  • (11)
  • (8)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 111
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (61ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569689654

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あるくのがきらいな王様と、あるくのが大好きなお姫様が出会って色々と大切なことに気づいていくお話。

  • 歩くのが嫌いな王様は姫との待ち合わせに自分が乗ったはしごを家来に担がせたり、歩くのが好きなお姫様は王様との12時の待ち合わせに5時から起きて歩いて行ったり、何が起こるのか楽しみになるクセ強の二人の出会い。
    最初はいい印象がなかった王様だけど、お姫様のピンチに見せる男気でちょっと見直したw
    愛の力は人を変えるパワーがあるんだなぁとしみじみする母の横で、「ミツバチに刺されても死なないから大丈夫でしょ~」と終始冷静だった8歳息子。ロマンスに程遠い彼はまだ当分歩くのが嫌いなままだなw

  • 図書館本。歩くのが大嫌いな王様と歩くのが大好きな姫が惹かれ合ったら。しっかりした物語に入ってきて、本って面白いね、ってなってます。

  • 対照的な二人の様子がコミカルです。

  • あるくのがきらいな 王さまが となりのくにの おひめさまに あいにいくことになりました。ところが、ばしゃがこわれて でかけられません。それでも あるきたくない王さまは、大臣たちにかつがれて、みずうみの ほとりまで やってきました。そこへ、おひめさまが はちに おそわれているというしらせが! 王さまは いそいで たすけに かけつけようとしますが…。せいはんたいの ふたりが、しあわせになるおはなし。

  • 昔話のようなユーモラスな王様の話。
    歩くのが嫌いな王様は、どこへ行くのも馬車に乗り、お城でもお風呂とトイレ以外は、食事もみだしなみも、みんな王様の椅子の所へ家来たちに持って来させています。その王様が、隣の国のお姫様と、待ち合わせをします。
    ところが、このお姫様は歩くのが大好き。歩いて、花を愛でています。花がつぶされたらいけないので、自分はおろか、国民にはも馬車に乗る事を禁止しています。
    そして、はじめて二人が約束した日。お姫様の身に不幸がふりかかります。そのとき、王様は!?

  • 挿絵によっておひめさまの顔が違うように見えた。

  • 図書館で借りました。

  • 2009.6.19

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1935年、愛媛県に生まれる。早稲田大学第一文学部国文科卒業後、コロンビア大学大学院で児童図書、および図書館学を学ぶ。絵本に、『ふしぎなたけのこ』『かさ』(以上福音館書店)、『こぎつねコンとこだぬきポン』(童心社)など多数。訳書に、『時の旅人』(アトリー作)、『思い出のマーニー』(ロビンソン作)(以上岩波書店)などがある。2011年永眠。

「2016年 『にわとり城』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松野正子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×