手帳進化論: あなただけの「最強の一冊」の選び方・作り方 (PHPビジネス新書 42)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569694351

感想・レビュー・書評

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  • 手帳選びについて知りたくて読書。

    10年近く「超」整理手帳を使っている。現時点でもそれほど使いこなした感はない。だが、気分転換と心機一転で来年分は新しい手帳へ挑戦してみようと思う。

    いわゆる夢手帳型はこの10数年で登場し、平成不況と終身雇用の崩壊が関係している点などは勉強になった。また、日本における手帳の歴史も興味深い。

    社会人成り立てのコロにフランクリン手帳を持っている人を見て検討したことが、自分の性格からすると”手帳マニア”になってしまいそうで止めた。本書にある手帳を書くことが目的となるような本末転倒になりそうだから。

    それでも夢手帳には関心がある。

    本も読ませてもらったが、熊谷式、ワタミフーズの渡邉社長の夢に日付けを手帳、勝間さんの考案した手帳、そして、使い慣れた「超」整理手帳。

    目的は、気分転換、収入増、スケジュール管理、長期的な夢を実現するためのツール。
    そもそも手帳を何のために持つのかというえば、より便利で幸せになるための道具だと思う。そのあたりを意識して選択してみようと思う。

    これまた性格的に1時間単位や分単位での記載はあまり好きではないとか、重すぎると携帯しなくなるなども考慮する必要がある。

    読書時間:約35分

    • だいさん
      自称 手帳マニアです。
      フランクリンプランナー使っています。
      使いこなせてないです。
      自称 手帳マニアです。
      フランクリンプランナー使っています。
      使いこなせてないです。
      2012/07/10
  • 著者の館神氏の著作で初めて買ったのがこの本。発売前から氏のBlogで紹介されていたので発売と同時に購入。手帳の使い方を書いてあるわけじゃなくて、手帳の存在とは何か、のような話。業界の手帳の話は面白かった。個人的には毎年CQ ham radioというアマチュア無線雑誌に付録でついてくるハム手帳がそれに当たる。今はシステム手帳のことしか考えていないけど、いつか別の手帳に移るのかも。読みながらそんなことを考えていた。

  • 手帳術を明文化する。

  • 既にいろいろな手帳術の本を読んだので知っていることが多かった。
    ジャーナリストとして手帳についてまとめてあるが、参考にしようとすると益が少ないかも知れない。

  •  手帳がどのように進化し、どのように使われるようになってきたのか、冷静に分析しながら本文は進んでいきます。筆者の仮説も、なかなかユニークでひかれます。

     ただ、全体的に一般論で終始しているので、具体的な活用法などの記述は、少し物足りない感じがします。

     p.94 手帳本も手帳術もほどほどに
    (前略) ただし、この種の本を読むのにあまり熱心になってもどうかと、個人的には思う。
    (中略) 手帳はあくまでも時間を有効に使うものだ。時間を有効に使うために必要以上に時間をかることになれば、それはもはや趣味であり本末転倒である。

     まさに私のことである。

  • 日本での手帳の歴史、懐中日誌&軍隊手帳にあったとは初めて知る。平成不況で、手帳は配布されるものから買うものとなった。自分の使いやすいものを選ぶことが出来るようになった。
    手帳には術が必要。アイテムを組み合わせると良い。⇒手帳カバー。
    ネットワークと組み合わせる、組み込む。
    ケータイ@インターネット=デジタルvsパソコン。

    手帳術一覧記入シート⇒時々見て確認する。
    ToDo
    スケジュール全般
    長期計画
    メモ関連
    参照する

  • 前半は手帳の歴史がよく分かる。後半はパソコンとの連携についてページを割いている。手帳術と時間術についてのコラム。時間術とは考え方(目的)であり、手帳術は手帳などのツールを使ってそれを実行するための実践方法(手段)。目的と手段を混同してはいけない。

  • 単なるハウツー本の域を越えて、手帳の歴史、機能について掘り下げた意欲作。社会の変化が手帳の変化にも現れているという分析は見事。

    気になった記述。
    ・終身雇用が崩れた現在、手帳は新しい二つの役割をきたされている。一つは、共同体への失われた帰属感を埋めることであり、有限の資源である時間を有効、能率的に使うための道具としての役割である。
    ・手帳はどのような道具か。スケジュール管理の手段、趣味のツール、アイデア記録、成功哲学の実践、情報整理の一助。趣味性の強い、嗜好品のような側面もある。
    ・幅広い機能を持つ道具には、応用範囲や使い方のイメージに応じた各種のマニュアルやガイド本が存在する。
    ・手帳は国家(プラス企業?)という共同体の存続を目指すものから、個人自身が自らの理想の姿を目指すためのツールになった。
    ・手帳の市場規模は一節によると6000万冊。

  • [ 内容 ]
    定番品から有名人監修のものまで、毎年数多くの種類が発刊される手帳。
    これだけ多いと、いったいどれをどうやって使っていいのか、迷っている人も多いだろう。
    本書は古今の手帳を徹底分析し、自分にあった手帳の見つけ方とその活用術を説く。
    さらには「手帳と他のツールを組み合わせる」ことで、自分だけの最強の一冊を作り上げる、いわば「手帳を進化させる」方法を紹介する。
    今や情報管理に不可欠なデジタルとアナログとの融合法についても解説。

    [ 目次 ]
    第1章 手帳とは何か?―役割で読み解く手帳進化史(日本の手帳を方向づけた二つの手帳;共同体感覚から自由な手帳の出現 ほか)
    第2章 今、手帳はどうなっているのか?―成り立ちから現代の“手帳術”を探る(手帳大空位時代の到来;イメージ商品としての手帳 ほか)
    第3章 手帳のシステムを知って、独自の“手帳術”を編み出す(アーキテクチャーから手帳の選び方を考える;手帳関連書を分類する ほか)
    第4章 手帳にアイテムを組み合わせて使う(手帳カバーを使う;手帳にストラップを付ける ほか)
    第5章 手帳スイートを組み立てる(無理なくできる分散手帳術;ケータイでデジタルなメモをしよう ほか)

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  • 一連のシリーズの中で、最も期待外れの一冊。主張が解らない。

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