夢を実現する技術 (PHP新書 496)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569696270

感想・レビュー・書評

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  • 夢について書かれた本が好きです。
    そして、「夢に向かって頑張ること自体に意味がある」という
    筆者の考えもスゴク好き。

    筆者は、ブルーバックスから出た「分かりやすい」シリーズで
    ベストセラー作家の仲間入りを果たした藤沢晃治さん。

    この本には、
    特別に目新しいことが書かれているわけではないのですが、
    それでもうまくまとまった良書だと思います。
    「分かりやすい」シリーズを出しているだけあって、
    文章もわかりやすい(笑)
    こーゆう本を初めて読む人にもオススメ。

    「夢実現の方法」を簡単に言うと、
    1.夢を持つ
    2.夢と現状のギャップを把握する
    3.夢までの道のりにマイルストーン(小目標)を設ける
    4.マイルストーンに向けてひたすら行動
    こんな感じ。
    似たような本を読んだことのある人にとっては、
    当たり前っちゃ当たり前ですな。

    あえて一言。
    このプロセスの中で難しい(と僕が思う)のは、「1と3」。
    なぜなら、このプロセスは自分のアタマで考えないといけないから。
    多くの人は、結構、ココで挫折しちゃうのでは!?
    その辺り、もーちょっと詳しく書いて欲しかったな。。
    あり!?そんなん思ってるの俺だけ!?(笑)

    そんな俺の勝手な妄想はどうでも良いので、
    みんなで夢に向かって歩き出しましょう!

    あなたの夢は何ですか?

  • 本書があつかっているのは、その人を活発にするポジティヴな夢であり、現実逃避のための夢や他力本願の夢ではないとされます。また、小さな、具体的な夢の積みかさねではじめて達成できるような夢であり、抽象的な夢でもないとも述べられています。

    こうした本書の特徴として、夢を実現するための具体的なノウハウを示すことをめざしてはいないということがあげられるでしょう。いちおう後半には、夢を実現するためのプロセスを細分化することなど、夢実現のプログラムの組み方や、時間の使い方などについて触れられてはいますが、ポジティヴで具体的な夢の実現に向かって一歩一歩確実に進むことで充実した日々を送ることができるということに、著者の強調点は置かれています。

    著者の「夢」のとらえ方には、なるほどと思わされるところも少なくありませんでしたが、とくに後半、多少具体的なノウハウに触れているところは、やや内容が薄いように感じてしまいました。

  • 好きな事を頑張ろう!と思える本でした。
    一つのことで手一杯になって(主に仕事)押しつぶされちゃいがちな自分には、読めてよかった本です。
    ただ、心に余裕がある時期に読んだので落ち着いて読めましたが、いっぱいいっぱいいっぱいな時期に読むと精神的に辛いかもしれません。
    こんな風に意思強く日々を過ごせたらいいな。

  • 「夢とは実現してはじめて価値があるのではなく、夢に向かって進むこと自体にすでに価値がある。」夢をみつけて歩き出すこと、それだけであなたの日常生活は変わるのです。
    夢にむかって進み始めるだけで、あなたはワクワクとした幸福感に包まれ、充実した日々が送れるようになります。夢を追いかけただけで、あなたはすでに十分な報酬を得たことになるのです。
    自分の好きなこと、やりたいことを見つけましょう。そして、小さなことでもいいので、夢を持って、その実現を目指しましょう。実現しなくても大きな報酬が得られるのですが、もし実現すればさらなる夢に向かって進める好循環スパイラルがあなたを待っています。

  • 【閲覧係より】
    --------------------------------------
    所在番号:新書||159||FUK
    資料番号:20088041
    --------------------------------------

  • ★★★自分の夢を持つこと。そしてその夢に向かって一歩一歩進むことが大切。夢は他人がどう見ようと、本人が幸せならば何でも良い。挫折から学ぶ。夢を実現するコツは、大きな目標を実行可能なレベルまで細分化すること。猪突猛進より淡々と続けること。Slow and steady wins the race.

  • 130121
    ライフワークとライスワーク。収入度外視でもやりたい仕事と、食べていくためにやらなければならない仕事。夢は追いかけているだけで元気になれるもの。歩くことをやめなければ少なくとも今とはちがう場所に行ける。

  • 夢や目標を実現するための方法を学びたくてこの本を読みました。

    この本で学んだことは、
    ・夢は不満な現状を変えるためのものである。夢に向かうことは、日々の生活が充実し、時間が効率的に使えるようになる。結果、仕事も充実する。
    ・目的地-現在地=やるべきこと。目的地と現在地を把握し、やるべきことを細分化して、たんたんとこなしていく。
    ・進捗管理表(グラフ)をつくり、成果を見える化し、モチベーションを保ち継続する。
    という点です。

    仮に夢は実現しなくても、そこへ向かう努力にも価値があり、自らを変えることができるというところに共感しました。
    人生の夢に向かい、日々のTodoをこなしていきたいです。進捗管理表は今後是非作りたいと思いました。

  • [ 内容 ]
    夢なんて、現実に追われて生きている大人には関係ない。
    そう思うかもしれないが、夢を持つとは、主体性を持って生きるということなのだ。
    夢を持てば人生は輝き、日々の仕事の効率も上がる。
    また世界一周のような壮大な夢だけでなく、「ピアノが弾けるようになる」というのも立派な夢だ。
    それでも「自分には能力がない」「忙しくてとても無理」と思うなら、劣等感の塊だった元・怠け者サラリーマンの著者のノウハウを試してほしい。
    「夢の見つけ方」「挫折しない実行計画のコツ」「時間活用術」…。
    本書があなたの人生を変える。

    [ 目次 ]
    はじめに 夢を持つだけで人生は変わる
    第1章 夢とはごく普通なこと
    第2章 夢を見つける人・見つけられない人
    第3章 私の夢実現体験
    第4章 現在地と目的地を知ろう-夢実現のプロセス1
    第5章 道のりを細分化しよう-夢実現のプロセス2
    第6章 時間活用術-夢実現のプロセス3
    第7章 途中で挫折しないためには
    第8章 「運」を味方につけるには
    終章 夢の実現は新たな夢の始まり

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ベーシックな自己啓発書ですが、所々のフレーズには、知っているか否かで物事の捉え方を大きく変えてくれる有効なものもありました。また、例えが上手く使われていて、抽象的な内容も理解しやすかったです。

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著者プロフィール

藤沢 晃治(ふじさわ・こうじ)

慶應義塾大学卒業。管理工学を専攻し、卒論では、AI(人工知能)をテーマとしてチェスを指すプログラムを作成。大手メーカーでも専攻を活かして、ソフトウェア・エンジニアとして勤務。『「分かりやすい説明」の技術』、『「分かりやすい文章」の技術』、『「分かりやすい表現」の技術』の3部作のベストセラーなど、講談社・ブルーバックスの著作がシリーズ合計65万部を超える。2005年に退職後、数多くの企業向けの研修で活躍中。「分かりやすく伝える技術」をテーマに、日本テレビ系の教育バラエティ番組『世界一受けたい授業』にも講師として出演。TOEIC900点、英検1級、工業英検1級、通訳ガイド資格(英語)なども持つ。
その他に『日本人が「英語をモノにする」一番確実な勉強法』(三笠書房>)、『新装版「分かりやすい表現」の技術』(文響社)、『心を動かすプレゼンの技術』(角川書店)、『「判断力」を強くする』(講談社)など著書多数。

「2020年 『頭のいい段取り すぐできるコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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