世界のインテリジェンス: 21世紀の情報戦争を読む

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569696379

作品紹介・あらすじ

「国家の知性」なるインテリジェンスを、世界の強国はいかにして作り上げてきたのか。

感想・レビュー・書評

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  • 冷戦が終わった時、各国ともに今後はインテリジェンス予算は大幅に削減すべきだという議論をしていたのに、実際は欧米諸国では9・11前からすでにインテリジェンス予算は大幅に増加していた。

    イスラエルは最重要同盟国であるアメリカの動向にもあまり敏感ではない。イスラエルは飲酒主義国でありながら、民主主義的原則よりも国家安全保障を優先してきた。

  • 国家の知性

    各国のインテリジェンス体制を、組織、歴史の面から紐解く。
    それぞれに問題点はあるけれど、目的を大方果たせているのは日本としては羨ましい限り。
    データブック的な側面もあるため、これだけ読むのは厳しいかも。
    はじめに他書である程度の下地を入れておいて読んだ方がいいのかも。
    という訳で、また戻って読みたい一冊です。

  • 20100512
    世界の主要国+日本のインテリジェンス(諜報体制)の解説。
    イスラエルとかすごく興味深い。

  • 登録:2009/05/16 図書館
    読了:2009/05/24

  • 旧体制が崩壊するとき、情報組織の活動が活発になる。。。そんなこと関係ね〜などと寝ぼけている日本は亡国あるいは衰亡の危機でもある。諸外国の工作を防ぐ手立てがないのは、非常に馬鹿げている。

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著者プロフィール

小谷賢
1973年京都府生まれ.立命館大学卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修士課程修了.京都大学大学院博士課程修了.博士(人間・環境学).英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員,防衛省防衛研究所戦史研究センター主任研究官,防衛大学校兼任講師などを経て,2016年より日本大学危機管理学部教授.著書『日本軍のインテリジェンス』(講談社選書メチエ,第16回山本七平賞奨励賞),『インテリジェンス』(ちくま学芸文庫),『インテリジェンスの世界史』(岩波現代全書),『日英インテリジェンス戦史』(ハヤカワ文庫NF).訳書『CIAの秘密戦争』(マーク・マゼッティ,監訳,早川書房),『特務』(リチャード・J・サミュエルズ,日本経済新聞出版).

「2022年 『日本インテリジェンス史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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