- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569697390
感想・レビュー・書評
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掛け方の話をわかりやすく書いていることでは出色。これくらいがいいのかも
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勝ち方というよりは負け方を学ぶ本。
ギャンブルのメカニズムをしっかり理解しましょう。
負け方から勝ち方を学びましょうというような内容でした。
勝ちたいならば読んでおいても損はない1冊でしょう。 -
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宝くじ、ロト6、パチンコなどなじみのギャンブルからブラックジャックなどのラスベガスでするものまでをカバー。具体的な賭け方から統計や確率からの...宝くじ、ロト6、パチンコなどなじみのギャンブルからブラックジャックなどのラスベガスでするものまでをカバー。具体的な賭け方から統計や確率からの視点を知っておくことは、有益。大数の法則や心理的収支計算は特に興味を惹かれた
2012/10/08
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タイトルや、表紙のデザイン、本の薄さにより、よくあるトンデモ本と勘違いされそうであるが、良書。
本書ではギャンブルにおいて必勝法がないことを冒頭にて述べ、世間にあるギャンブル必勝法は「リズム」「変数」「マネーマネジメント」に大別され、それらが全て、勝とうとする限りにおいては意味のないものであると主張する。
この主張は、期待値100%以下のギャンブル(パチンコ、スロット、競馬etc.)において当てはまる。その論拠を、統計学でいうところの「大数の法則」(十分に多い回数の賭けを行った場合、賭けによるリターンは期待値に収斂する)に置き、図説をつけて平易に説明する。ギャンブル社会学を専攻とする教授の著作ならではであり、説得力がある。
釘を見る技術に特化したパチプロ、ブラックジャックのカードカウントを身に付けたギャンブラーなど、期待値を技術によりプラスにもっていける例外的なケースについても触れられているが、本書のエッセンスは、前述のように、期待値100%以下の賭けは長期的には必ず負けることを理論立てて提示していることにある。
その上で、本書では「負ける額が少額ずつで済み、ひょっとすれば勝てるかもしれない」賭け方を提示する。その内容は
・期待値の低い賭けには手を出さない
・1~2点に絞って賭ける
・賭け金をリズムをもって変化させる
・大穴に賭ける
・実力の必要な賭けには参加しない
の5点。理由は本書を読んだ方が腑に落ちるものと考え、割愛。
ギャンブルの金銭的不利益をとことん提示しておきながら、ギャンブルへの深い知識・造詣が垣間見れ、読み物としてもおもしろい。多少でもギャンブルを嗜む人は、読んで損はないでしょう。 -
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