エキストラ!

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 97
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569701912

感想・レビュー・書評

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  • キャラクタービジネスのベンチャー企業に再就職した紺野。
    初めての営業職に、毎日てんやわんや。
    職場の出会い、大きなプロジェクト、日々やりがいを見つけ、紺野は成長していく。

    かなり軽いノリのお仕事小説。
    仕事の内容はリアルで、こういうことってあるかもなと、次々立ちはだかる困難を乗り越えるキャラパークの面々を応援しながら読みました。

    「悪口を言うでもなく、愚痴をこぼすでもない」ミミーズがかっこいい。
    大人の女はそうでなくっちゃ。

    「働く意味は、幸せなひとときを積み重ねていくため」
    いいフレーズだなと思いました。

  • かなり軽い路線でちょっと読むのがつらかった。

  • 【あらすじ】
    会社の倒産によって転職を余儀なくされた紺野真穂。趣味は、我流だが、短歌を詠むこと。人生のクライマックスはいつなのか。ぼんやりと、そんなことを考えてしまう―。前職はコピーライターであったが、いまの仕事は、キャラクタービジネスを手がけるベンチャー企業、『キャラパーク』の営業アシスタント。新たなプロジェクトに向け組織変更が行なわれ、真穂は憧れのセンパイ・大賀諒と同じチームになるのだが…。ムクムクと元気がわいてくる共感度ピカ☆イチのワーキング・ガール小説。

    【感想】

  • 仕事でこんなシーンある、ある!
    職場にこんな人いる、いる!!
    小気味良いテンポで綴る元気がわいてくる働く女子の小説。

  • 『ドラマデイズ』寄りだったな・・・そこまで女主人公がいい意味でクズじゃなかったけど(言い過ぎ)
    短歌が趣味とか向田邦子愛読とかダサめなのにスタイルはいいとか設定は盛ってて、周囲の人はいい人が多いってのが『ドラマデイズ』とは違ったかな?

  • (エセ)コピーライターをやっていた主人公・紺野。
    「キャラパーク」に転職して、あこがれの”先輩”と仕事をして成長していく、女性の仕事小説。
    さくさく読めて、いつの間にか読み終わってました。

    これから就職だから、接待ってこんなこともあるんだーとか、これはやっちゃダメだよねーとか、仕事の話も面白く読めました。

    大野センパイの主人公に対する呼び方がやっと紺ちゃんに変わって、途中からなんだか後を追ってきたりとか、おぉ!キタか?!紺ちゃんに脈あり??と、微笑ましかったです。最後なんか、「紺ちゃん、こっちこっち!」って遅れた紺野のために自分の隣の席を確保しててくれてたり、ケータイで写真とるときとか!!
    紺ちゃん、やったねー!!ヽ(≧▽≦)ノシ ってなりました(笑)

    また読もうかな

  • 『今夜も残業エキストラ』を借りてみようかと思ったらどうやら続編だったようなので、先にこっちを借りてきた。どちらかというと『シネマガール』のような軽いノリの小説。映画のエキストラなのかと思いきやお仕事小説だった。主人公がちょくちょく詠んでいる短歌がその時々の心情を表していて面白い。2012/137

  • 「なんの為に仕事をするの?」
    キャラクタービジネスを展開するベンチャー企業に転職した紺野真穂26歳。同じ部署の大賀センパイへの煩悩を全開にしつつ、襲いかかる幾多の障害をなんとか乗り越え乗り越え、仕事に疾走していくワーキングガール小説。
    あっさりした文章でサクサク読めるが、実は奥深い内容だった。

  • 〈内容〉会社の倒産によって転職を余儀なくされた紺野真穂。趣味は、我流だが、短歌を詠むこと。人生のクライマックスはいつなのか。ぼんやりと、そんなことを考えてしまう―。前職はコピーライターであったが、いまの仕事は、キャラクタービジネスを手がけるベンチャー企業、『キャラパーク』の営業アシスタント。新たなプロジェクトに向け組織変更が行なわれ、真穂は憧れのセンパイ・大賀諒と同じチームになるのだが…。ムクムクと元気がわいてくる共感度ピカ☆イチのワーキング・ガール小説。

  • 落ち込んだときは小説が効く(ときに逆効果ってこともあるけど)。WEBデザイン会社で働く紺野真穂を主人公に等身大の人たちがありがちな日常を過ごしていく、仕事と恋の話。ご都合主義もまあ、今どきのドラマと思えばよし?

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著者プロフィール

神奈川県出身。2005年『秋の大三角』で新潮エンターテインメント新人賞を受賞。『劇団6年2組』で第29回うつのみやこども賞受賞。作品に、『チームふたり』からはじまる「チーム」シリーズなど多数。

「2014年 『新装版 チームシリーズ 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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