愛さなくてはいけないふたつのこと あなたに贈る人生のくすり箱 (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569761732

作品紹介・あらすじ

将来が心配、自分に自信がない、独りが怖い――これらの根底にある「不安」と「寂しさ」との、上手なつき合い方がわかる実践的人生論。

感想・レビュー・書評

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  • 何年間も何回も読み返して自分の心を整えるバイブルとして使ってきた一冊。
    自分のことが嫌いで
    人の目や評価にがんじがらめにされていたあの頃、何度この本に救われたことか。

    松浦弥太郎さんの書く言葉は人の体温のようにじんわりと温かい。

    愛さなくてはならないふたつのこと
    不安と寂しさと私も少しは仲良くなれてきただろうか。

  • 本は心を映す鏡だと思っています。

    ちょうど少し落ち込んでいる時期で、陰に入るといろんなものを投げ出したくなる。負の部分と不足していることを見つけては、自分を責めて『もうダメかもしれない』と後ろ向きな気持ちになります。3日程度で治るのが私の良いところでもあるんですが(笑)


    その度思うのが、周りの支えで自分が居るということ。
    時に人に甘えたり、心の内を話すことは、大切なことに気づける瞬間でもあります。


    ・自信が持てないあなたへ(P024〜031)
    『人が持っているものは永遠に手に入らない。』この事実を受け入れれば、自分が持っている宝物が見えてきます。(文中P27より)


    私の大切な宝物は、人。いろんな人の親切・優しさと愛情を注いでもらって今立っているんだと気づけて、また少し頑張れそうです(*´꒳`*)♪

  • 不安と寂しさとどう向き合っていくのか。

    人生は8勝7敗で上々で、
    不安や寂しさは皆が抱えてしかるべき。

    それを当たり前のこととして受け入れて、
    我慢をしながら、下手なプライドも捨て、
    素直に、丁寧に、人のために生きていく。

  • 自分と真摯に向き合うこと
    自分を愛することを教えてくれます。

    自分が弱っている時に
    溢れ出て来る毒素のようなもの
    それは、ついつい逃げ出したくなるような
    辛く苦しいものだったりします。

    そういったものと
    いかに向き合うか
    どう捉えていけばいいのか
    そしてどうやって乗り越えるのか

    ひとは元来、独りだけど
    この本が味方になって
    辛く苦しいものを
    乗り越えられるように
    背中を押してくれます。

  • 月末に引越しを控えててメンタルが不安定。必死に整え気味な本のチョイスが続いてる。本当は極度の気にしいを人に気付かれたくなくて気にしていないように振る舞い自己嫌悪。気持ちが楽になるためには信頼できる相手に開示することだそうです。

  • ・こうありたいという思いの裏側には、そうならなかったらどうしようという「恐怖」があるのです。
    ・人を悪く言うのは、自分に自信がない証拠。つまり、自分自身が自分を認めていないことになります。
    ・手のひらは、いちばん身近な自分の内側
    ・「圧勝は、別くちで圧敗を招く」
    ・成功の反対は失敗ではなく、なにもしないことです。
    ・目は心の老いをはかるバロメーター
    ・できれば見たくなかったみっともない自分こそ、受け入れるべき自分です。
    ・生きるとは答え探しではなく、自分と向き合って、考えながら毎日を積み重ねていくこと
    ・夢を叶えた人というのは、夢を忘れず、夢をあきらめなかった人でしょう。
    ・プライドを捨てられない人、我慢できない人は、本当の成功を手にできない。

    2021.5.14

  • 好きな作家なのだが、今回は軽く読み終えてしまった。
    この人の毎日の暮らしをていねいにするという考え方にとても日本人らしさを感じて何冊も読んだ。
    この本は章が細かく分かれてしまっているため、自分の中に納得できる考えとして消化する前にその章を読み終えてしまうという感じになってしまった。

  • 『愛さなくてはいけないふたつのこと』読了。
    何気なく手に取った本。著者は雑誌『暮しの手帖』の編集者と知って納得する。
    日々の生活において大切にしていきたいことを確認できた。
    仕事において悩んでいたことが少しだけ解決できた。
    優しく寄り添ってくれるような文体がいいなぁ…
    他人と比べて卑下する傾向がわたくしにはあるんだけど。
    自分を好きになるきっかけになったかな。
    どんなに頑張っても他人にはなれないから自分のいいところを伸ばしていきたいなぁって思った。
    仕事においての役割や立場を再確認できたのはよかった

    2019.6.25(1回目)

  • ごく当たり前の事、誰もが(わたしも含め)自分を地に立たせる為に自分で自分に掛けている言葉が有ると思います。
    この本はそんな当たり前の事、でも忘れかけてしまいそうなことが暖かく書かれています。「頭のネジを緩めるイメージ」、というのが、書かれていますが、すぐにでも実践したく思いました。とても優しい本です。

  • 一人旅をしてみましょう。
    自分の弱い部分、強い部分、得意なこと、苦手なこと全てわかります

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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