すべて忘れて生きていく (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
3.61
  • (10)
  • (24)
  • (35)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 242
感想 : 31
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569768373

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今まで読んだエッセイとは少し違って、外向けの顔だなぁと思いながら読みました。
    外向けというか仕事人というか。
    いつものお酒飲んでるお話の方が個人的には好きでしたが、短編小説はとても引き込まれました。

  • 本の紹介では何冊も読みたい本に登録したし、最後の奇談集はどっちもゾっとしたよ〜!この人、ちゃんとした(失礼)物語も書けるんだ!(失礼)でも日常のエッセイの方が好きだなー。キミコさんが飲んで酔っ払って何かを無くして相撲を見ている、そんな毎日が愛おしい。

  • エッセイはちょっと真面目。
    書評もちゃんと内容の紹介をしている。
    最後の二編の短編小説が不気味で面白い。

  • 映画のエッセイ、相撲の話、飲食の話、どれも肩肘張らない描きぶりで楽に読めた。
    最後の短編は読みづらかったが。

  • いつもの酒好きやんちゃなおばちゃんエピソードは控えめ。
    相撲に対する愛情満載で、著者の影響で私も最近相撲に興味がわいてきています。
    書評集も切り口が「えっ、そこから繋がる?」と意表を突く面白さ。
    楽しい一冊でした。

  • 今回のも面白かったけれど、今まで読んだものより、ややおとなしめだったかなと。新聞に掲載されたものだったりしたので仕方ないかな。収録されていた書評を読んで、「純愛モラトリアム」を読んでみたくなりました。

  • 好き。

  • 雪かきは辛い☃️

  • 今までは北大路さんののんびりな生活に安らぎ笑っていたのですが、50代になったこちらのエッセイは全体的に切なかったです(汗)

  • 楽しみにしていた新刊。今まで色々な媒体に載った文章をまとめたものらしいですが、最近のものも昔のものも区別がつかず、著者の姿勢が一貫しているのがすごい。
    相撲の話を読めば興味のなかった相撲を見てみたくなり、書評も紹介された本を読みたくなる。最後の短編小説を読むと、気味の悪い怪奇譚で同じ人とは思えない。
    一冊で色々楽しめるので移動とかに読むのがいいかもしれないです。

全31件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1960年代、北海道札幌市生まれ。文筆家。2005年、ネットの公開日記をまとめた『枕もとに靴――ああ無情の泥酔日記』で寿郎社からデビュー。著書に『最後のおでん――続・ああ無情の泥酔日記』『ぐうたら旅日記――恐山・知床をゆく』(以上、寿郎社)、『生きていてもいいかしら日記』『頭の中身が漏れ出る日々』『すべて忘れて生きていく』『私のことはほっといてください』(以上、PHP文芸文庫)、『ロスねこ日記』(小学館)、『いやよいやよも旅のうち』『石の裏にも三年』『晴れても雪でも』(以上、集英社文庫)など。

「2020年 『ハッピーライフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北大路公子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
辻村深月
津村 記久子
柚木 麻子
宮下奈都
村田 沙耶香
三浦 しをん
恩田 陸
北大路 公子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×