吉原花魁(おいらん)事件帖 青楼(せいろう)の華 (PHP文芸文庫)
- PHP研究所 (2018年5月8日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569768427
作品紹介・あらすじ
消えた香炉の行方、不可解な文が添えられた料理の注文……。江戸の不夜城・吉原で相次ぐ事件を花魁の頂点に立つ華舞が鮮やかに解く時代小説。
感想・レビュー・書評
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吉原の最高位の遊女・お職である華舞の物語。五つの話からなる連作短編の形をとる。勧善懲悪的なところがあり読後感は悪くないが、遊女モノにしてはドロドロさが無く、淡白である。他の遊女の身請けで話が終わるのは意外。続編あるかな?
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2019.09.28
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花魁が主人公ですが、苦界と言えるような苦しみや、ドロドロした感情は描かれていないため、軽いタッチで読みやすい。
ただその分花魁物として読むと薄い印象。
恋愛も薄っすらしていて欲望とは無縁。江戸時代の軽い事件物になってます。
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