毒 (PHP文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569769639

作品紹介・あらすじ

クレオパトラが自死の際に選んだ「早く安らかな死を与える」毒とは? ギンナンや青酸カリ、さらには麻薬まで、毒の歴史と化学を語る。

感想・レビュー・書評

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  • 前半は毒についての知識が多く書かれています。(例えばアルカロイドとは何か?毒の種類、毒物と劇物の違いなど)しかし、中盤は毒の歴史、毒に関わる人物。後半は日本や世界での毒殺事件、薬物に関する筆者の意見が多く書かれていて、少し本題から話が逸れてしまっているのでは?と思ってしまいました。読み物としては非常に面白かったのですが、毒についての知識を知りたいと思っていたので少し残念です。入門書として買うなら他の本の方が良いでしょう。

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著者プロフィール

日本薬科大学教授,薬学博士,薬剤師。
1951年生まれ。東北大学薬学部卒業,東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。天然物化学専攻。米国イリノイ大学薬学部博士研究員,北里研究所室長補佐,東北大学薬学部専任講師,青森大学工学部教授などを経て現職。日本薬史学会常任理事。著書は,『アルカロイド』(共立出版),『アミノ酸』(東京電機大学出版局),『毒と薬の科学』(朝倉書店),『毒と薬の世界史』(中央公論新社),『〈麻薬〉のすべて』(講談社),『カラー図解 毒の科学』(ナツメ社),『民間薬の科学』(SBサイエンス・アイ新書),『毒! 生と死を惑乱』(さくら舎)など多数。

「2017年 『毒と薬の文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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