- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569769721
作品紹介・あらすじ
幸せは食と共にあり。元占い師の女将の美味しい料理と“人を見る力”が常連客の結婚に関する悩みを解決する、人気シリーズ第2弾。
感想・レビュー・書評
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☆4
シリーズ第2弾
今作でも恵さんが提供する「めぐみ食堂」の美味しそうなお料理の数々にお腹が鳴ってしまいそうでした。
数種類の大皿料理から好きなものを選ぶお通しを肴に、お酒が飲みたくなってしまいます❁⃘*.゚
前作と同様に、結婚に向けて悩みながらも前に進んでいく常連さんたちを応援しながら読み進めさせてもらいました!
恵さんのような素敵なママに話を聞いてもらえたら心強いだろうなぁ。
これからも楽しみながらシリーズを読み進めていきたいと思います(*´˘`*)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『婚活食堂』シリーズ第2弾!
山口恵衣子さんの作品は(『ゆうれい居酒屋』と『婚活食堂』しか読んでいませんが)、本当に癒されますね。
さて、本書では常連客の多くがおめでたい結果となり、読んでいるこちらの方も嬉しい気持ちになりました。
ただ、そうなると登場人物に変更があるのだろうと思われ、ちょっと残念な気持ちと、ワクワクする気持ちが交錯します。
いずれにしても、本シリーズの面白さに間違いはなく、第3弾でも期待に応えてくれると確信しています。 -
「人の命には限りがあるが、想いを託せる相手がいる限り、その人の生は無にならない。誰かの心の片隅に、確かな痕跡を残している。」生きている応援の言葉に出会えて良かったです。
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おでんが食べたくなる!こんなお店に通いたい。婚活の話しよりも食べ物の方に気持ちがいってしまう。
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おでん屋が舞台の物語だがおでん以外のメニューも美味しそう。
積極的に婚活を応援するようになった恵はマッチングアプリの存在を知り他の常連客にも婚活の手段の一つとして教えたり詐欺に騙されそうになった常連客を助けたりと忙しい。
今回は真行寺の隠し子とされる子供も登場して今後の真行寺と恵の関係、子供の成長など気になる事が増えた。 -
「しめ鯖は婚活の始まり」
一人寂しく終えるよりも。
お互いに交際を意識して出会う場がなければ、毎日顔を合わせていたとしても発展することはないだろう。
都合のいい存在を探し求める人もいれば、本気で最期の瞬間まで幸せに暮らしたい人がいるから見極めが難しいよな。
「冒険するあん肝」
安心して会えたはずだが。
もしも誰にも言わずに一人で来ていたら、何か契約のようなものをするまで帰してもらえなかったかもな。
どんな場所にでも業者などはいるが、悪質な手口を使って金銭を巻き上げる者もいると分かると少し気が引けるよな。
「賞味期限切れのヤリイカ」
偶然再会した旧友の今は。
余程仲が良かったりしない限り、いつの間にか連絡をとらなくなって疎遠になってしまうことが多いよな。
探しても見つからないのなら本当に何も無いのかもしれないが、どこか引っかかる時点で簡単に信用出来ないだろう。
「愛と哀しみのチャプチェ」
全てを赤裸々に告白した。
軽蔑されても仕方ないほど素直に全てを語ったのは、自分にとって眩し過ぎる存在だったからなのかもな。
想いが通じ合う瞬間を視れるのはいいかもしれないが、そこに不安要素がある時どうしたらいいのか困りそうだよな。
「タラの芽と愛の天ぷら」
自ら幸せを掴むためにも。
経営者としては心強い後ろ盾だったかもしれないが、裏の顔を知っていたのであれば最低な相談所だよな。
対象者としてみたことがないからこそ困惑するだろうが、一度認識が変われば相手の気持ち次第で進展するだろうな。 -
出てくるお料理が美味しそう。ハートフルなお話です。
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菊池桃子主演のドラマが始まった作品の続編。真行寺の話とか詐欺団の話とかが短編の繋ぎとしてあって、1作目より面白かった
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美味しそうな肴と日本酒…うぅ私も常連になりたい。