超高速・財務分析法 伸びる会社が一瞬でわかる! (ビジネスCOMIC)

著者 :
制作 : 伊藤 竜也 
  • PHP研究所
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本棚登録 : 76
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569790459

作品紹介・あらすじ

計介は「数字の神」の異名をもつ凄腕の経営コンサルタントである。彼が手がければ、どんな会社でも必ず経営を建て直すという…。今回の依頼者は会計事務所の娘。しかも1カ月で自分を一人前の経営コンサルタントにしてほしいという無茶な内容だった。一度は門前払いをする計介だったが、彼女の中にかつての自分を見出し、依頼を引き受けることに。ドラマチックな物語を楽しむうちに、自然と財務分析のコツがつかめてしまう、夢の会計入門書が登場。

感想・レビュー・書評

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  • 財務分析のための貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の簡単な読み方を解説。

    企業活動を金を集める
    投資する
    利益を出す
    と、シンプルに解説しているのもわかり易かった

  • 財務分析表…難しい(´Д` )
    でも、図解してあったので、結構分かり易かったです。
    もうちょいこの手の本を読まないと、まだまだ先は長い気がしますが。
    とっかかりとしては入りやすかったけど…でも正直、まだまだ私には難しいです。。

  • 財務分析法をアニメで書いたもの

  • 超高速財務分析法
    曰く、「会計の初心者に「財務分析とは何か」を理解してもらう(=企業の活動を数字で分析する)」ための本であり、『超高速・会計勉強法』の続編。前作と同様ん、概要を掴むには非常に良く、一読を勧めます。

    ・財務諸表を作る目的:会社の外の関係者に会社の状況を正しく伝えるため。
    ・「売上」と「利益」だけでは事業全体を俯瞰することはできないが、「投資」と「リターン」という発想でビジネスを眺めれば事業全体が見えてくる。
    ・全ての企業に共通数3つの活動:お金を集める→投資する→利益を上げる
    (自己資本、他人資本→資産→売上高→当期純利益)
    第一段階:資産を取得するための資金を調達する(レバレッジ比率(%):他人資本÷自己資本×100)
    第二段階:資産を売上に変える(総資本回転率:売上高÷総資本)
    ⇒(BSの右側が総資本、左側が総資産なので総資本=総資産)総資本回転率は、投下した総資本(取得した総資産)をどれだけ効率良く使って売上をあげているかがわかる指標。
    第三段階:売上を利益に変える(当期純利益率(%):当期純利益÷売上高×100)
    ROE(%):当期純利益÷自己資本×100
    ⇒特に重要!!(自分(株主)が投資している自己資本に対しどれだけ利益を出したかがわかる)

    ・財務分析とはその財務諸表から事業のプロセスにしたがって次の5つのポイントを読み取ること
    ①どのようにお金を集めてきたのか
    ②それを何に投資したか
    ③その投資した資産をいかに効率良く活用して売上高をつくっているか
    ④その売上高を利益にした経緯
    ⑤以上の事業全体のプロセスの中で現金がどのように動いたのか

    ・バランス(Balance=残高)シートは日本語で「貸借対照表」というが、内容的には「財産残高一致表」である。
    ・財務分析の手順
    ①BSの右側を見て、どのようにお金を集めてきているのかをチェックする。特に有利子負債の額がどの程度あるかを見ておく。
    ②利益剰余金の額を見て、その会社が過去に利益を上げていた会社かどうかをチェックする。
    ③BSの左側を見て、集めてきたお金が何に投資されているかをチェックする。
    ④その際に「流動比率」「固定比率」「長期固定適合率」「自己資本比率」などの指標を感覚的にイメージでつかむ。
    ⑤BSとPLの高さを比べて、投下した資産をいかに効率よく使って売上高に変えているか、つまり総資本回転率をチェックする。
    ⑥売上高からいかに効率よく利益を出しているか、またその利益をどのように出しているかといった利益構造をチェックする。
    ⑦キャッシュフローの8パターンのうちの、どれに当たるかをチェックする。
    ⑧主要な財務分析指標「ROE」「レバレッジ比率」「総資本回転率」「当期純利益」の数字をチェックする。
    ⑨こうやって全体像をチェックした上で、気になるところがあれば実際の財務諸表に戻って細かい数字を確認する。

    ・CSは3つの欄に分かれている。「営業」「投資」「財務」の3つ。それぞれ金額がプラスになる場合とマイナスになる場合がある。

  • 同じ著者の財務3表一体分析表「経営」がわかる決算書の読み方の副読本として読みました。

  • 今まで簿記でバラバラだった知識が見事にまとまって、会社の財務分析が非常におもしろいと実感。

  • 財務3表を一体化して、視覚的に分析する方法を紹介している。
    また数字を見るポイントは
    ROE:当期純利益÷自己資本比率
    当期純利益率
    総資本回転率:売上高÷総資本
    レバレッジ比率:他人資本÷自己資本
    の4点であると漫画で分かりやすく説明していて容易に理解出来た。

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著者プロフィール

ボナ・ヴィータ コーポレーション
1961年生まれ。83年東北大学工学部機械工学科卒業後、神戸製鋼入社。海外プラント輸出、人事、企画、海外事業計画に従事。96年米国ピーター・ドラッカー経営大学院にてMBA取得。2001年、経営コンサルティング会社を設立して独立。中小企業を中心に、企業の経営企画、人事、会計財務面をサポートしている

「2022年 『ドラッカーが教えてくれる「マネジメントの本質」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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