新版 敬天愛人 ゼロからの挑戦 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
3.64
  • (31)
  • (41)
  • (51)
  • (13)
  • (1)
本棚登録 : 491
感想 : 57
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569802893

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新版・敬天愛人 ゼロからの挑戦
    著:稲盛和夫
    紙版
    PHPビジネス新書 246

    稲盛和夫氏のフィロソフィの解説書
     京セラの創立から、JALの救済まで

    気になったのは、以下です

    (パートナーシップで創業)
    ・最初から、人と人との心の結びつきを、最も大切にするという企業風土ができていた

    (赤字続きの会社に就職)
    ・退路を断たれた私は、こころで腹を決めた
     たとえ働く環境が悪かろうとも、自分の運命をおの傾きかけた会社で切り開いていかざるを得ない
     私は、気持ちを切り替え、全力を挙げて研究開発は取り組むことにした

    (従業員一人ひとりがオーナー)
    ・お金に使われてはいけない、また、従業員がオーナーでなければならない

    (最も強固なものは「人の心」)
    ・悩み抜いた末に、「人の心」が一番大事だという結論に至った
    ・うつろいやすく不確かなものも人の心なら、ひとたびお互いが信じ合い通じ合えば、限りなく鞏固で信頼にたるもの、それも人の心なのである

    (経営理念を確立する)
    ・初めて、企業を経営するということは、「自分の夢を実現するということではなく、現在はもちろん、将来にわたっても従業員やその家族の生活を守っていくということである」ということが気がついた
    ・この経験から私は、経営とは経営者が持てる全能力を傾けて、従業員が幸福になれるように最善を尽くすことであり、経営者の私心を離れた大義名分を企業は持たなくてはいけないという教訓を得ることができた。

    (原理原則で考える)
    ・経営における判断は、世間で言う筋の通ったもの、つまり、「原理原則」に基づいたものでなければならないことに気がついた

    (米国人と同じ思考プロセス)
    ・最初の渡米で印象的だったことは、米国人も私と同じように「原理原則」に基づいた判断をするということであった
    ・米国では、判例法を基準はとっているので、日常会話に「リーズナブル」という言葉が頻繁に出てくるのである

    (お客様の召使として)
    ・私は常々社員に「お客様の召使いであるべきだ」と言ってきた
     これは、お客様に、接する態度を示すとともに、徹底した顧客志向を意味している

    (手の切れるような製品)
    ・創業時代から私は、品質について、「手の切れるような製品」でなくてはならないと社員へ話してきた
     これは、真新しい紙幣のような手触りを感じさせる素晴らしい製品と言う意味である
     そのような製品でなければ、お客様に本当に満足してもらうことはできない
    ・ここで言う、「手の切れるような」とは、素晴らしい性能を備えているばかりか、色も形状も非の打ちどころのがないという意味である
     私は、「オーバースペック」でもいい、手の切れるようなものを努力を惜しまずつくるということが、まずは開発者にとって必要なことだ」と常々言ってきた

    (チャレンジする資格)
    ・京セラは1000億以上の内部留保を持っており、仮に通信事業で失敗をしたとしても、屋台骨まで揺らぐことはなかった
     そういう保証があって初めて新規事業への思い切った展開ができるのであって、裏づけなくチャレンジすることは蛮勇でしかない
     どんな危機に遭遇しても、企業が安全に航行できるだけの十分な資金力と財務内容を持って、新規事業の展開を図らなければならないのである

    (限りない夢を描く)
    ・「とりあえずやってみよう」「人がやっているからやってみよう」という程度では絶対に新規事業の成功はあり得ない
     どんな困難に出会っても、決して諦めない、必ず実現させるという強烈な思いがなければ、新規事業の成功も、企業の多角化も、およそ不可能なのである

    (真の創造をもたらすもの)
    ・苦しんで苦しんで切羽詰まった状況で、今まで見過ごしていた現象を見つけ、一挙に問題解決が進む場合がある
     神のささやく啓示とも呼ぶべきこの瞬間こそ、真の創造に至る道であろう

    (高い志がエネルギー源)
    ・さらに重要なことは、人生における目標は、志の高いものでなければならないということである
     レベルの低い、後ろめたい志であれば、いつか意欲も削がれてしまう

    (自分自身を信頼する)
    ・前人未踏の道を歩くのと、先達の轍をたどるのとは全く違うことである
     前者の場合、確かめることができるのは自分だけであり、自分の手で触れ、自分の足で踏みしめ、自分の頭で確認し、前進しなければならない
     後者の場合、先人の足跡を追うだけでいい

    (パーフェクトをめざす)
    ・大切なことは、「このくらいやればいい」というのではなく、何ごとにもパーフェクトであることを求める姿勢である
    ・毎日が完全主義であって初めて、自信を持って自分の方向を定められる
    ・パーフェクトであろうとすることは、自分を甘やかそうとする気持ちを抑え、言い訳を許さず、仮借ない態度で常に自らを律することを意味する
    ・必要な瞬間にだけ集中すればいい、というような安易な態度ではない
     張り詰めた緊張感で日々仕事に取り組み、あらゆることに真剣を対処する、そのような習慣を我がものとすることが必要なのである

    (「能力」は先天的)
    ・仕事や人生の成果を表す方程式を見出した
     それは、 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 というものである

    (成功への王道)
    ・成功に至る近道などあり得ない
     情熱を持ち続け、生真面目に地道な努力を続ける
     このいかにも愚直な方法が、実は成功をもたらす王道なのである

    (潜在意識を動かす)
    ・私は、心に描いた通りに、ものごとは成就すると考えている
     潜在意識が成功へと導いてくれるのである
    ・成功しようとするなら、火のように燃える願望を持ち続けることだ
     そうすればやがて、その願望は潜在意識にまで浸透し、特に意識をしなくても、願望成就への道へとたどらせるのである

    (「利他」の心)
    ・利他の心とは、自分だけの利益を考えるのではなく、自己犠牲を払ってでも、相手に尽くそうという心であり、人間として最も美しい心である

    (茨の道が延々と続く先に成功がある)
    ・今までにない、まったく新しいことに挑戦する、あるいは今までうまくいっていないことに取り組むのだから、節々で必ず大変な問題が持ち上がる
     それでもくじけず、問題解決に必死になって取り組み、何とか一つひとつ克服していく
     そんな茨の道が延々と続く先にこそ、ようやく成功という果実がある

    (すさまじい闘魂と願望を持つ)
    ・燃えるような闘魂があり、「何としても会社を良くしていきたい」という思いが強い経営者こそ、「人間として何が正しいいのか」という哲学を学ぶことが大切である

    (管理会計システムの運用を開始)
    ・経営者には、経営実態をできる限りリアルタイムに理解して、最も適切な舵取りをすることが求められる
     つまり、売上、経費等、会社の計数を、月次はもちろん、できれば日次で見えるようにして、その数字をベースに経営を行わなければならないのである

    目次
    はじめに
    第1部 「フィロソフィ」をベースにする―稲盛和夫の経営
    1 「フィロソフィ」が発展をもたらす
    2 「人の心」をベースにする経営
    3 原理原則を貫く経営
    4 お客様のニーズに応える経営
    5 未来へ挑戦する創造的経営
    6 アメーバ経営と時間当り採算制度

    第2部 「フィロソフィ」の根底にあるもの1―稲盛和夫の思想
    1 人生の方程式
    2 心に思った通りの現象が現れる
    3 思いやる心
    4 「情けは人のためならず」
    第3部 「フィロソフィ」の根底にあるもの2―稲盛和夫の思想
    1 動機善なりや、私心なかりしか
    2 世のため人のために尽くす
    3 心を高める、経営を伸ばす
    4 フィロソフィで会社は甦る―日本航空再建に携わって

    ISBN:9784569802893
    出版社:PHP研究所
    判型:新書
    ページ数:224ページ
    定価:840円(本体)
    2012年11月01日第1版第1刷発行

  • 人生においては、正しい考え方を持つことが一番大事。JAL再建など最近の事例も紹介されており、とても面白かった。

  • 自分の人生を振り返ったとき、「世の中の役に立ち、自分も幸せだった」と感じられるような人生を送りたい人には、大切なことがたくさん書いてあるのでオススメ。以下は脈絡ないですが読んでみて記憶に残ったことなど。
    ☆【人生・仕事の結果=「能力」×「熱意」×「考え方」】
    そして能力は先天的、熱意は意志力次第、考え方はプラスからマイナスまで。考え方次第でせっかくの能力や熱意もマイナスに。
    ☆商いの極意は、お客様から信用されることだが、それ以上のレベルとして、お客様から尊敬される、という次元がある。尊敬されると他社と比較することすらなくなる。
    ☆緊迫感の中でしか創造の神は手を差し伸べない。暇と安楽から生まれるものは、単なる思いつきでしかない。

  • いつもの稲盛和夫、しかしいつも奮い立たされる納得の内容。他の著書も読みたくなる。

  • 能力✖️熱意✖️考え方
    僕もこの仕事の方程式を信じてます。
    能力が低くても熱意努力があれば逆転可能やと。
    考え方が正しければ社会に役立てると。

    僕も実際のところ生保ビジネスしたら日本中でもそれなりに結果出せるスキルは持っていると思います(笑)
    でもそれは最後の手段やし本当に食べていけなくなるまではやらないと思います。
    これが福祉に生きてきた僕の考え方なんやと思います。

    善行を行い結果も本当に良い方向に導いていくには辛酸を舐めるくらいの努力と絶えざる創意工夫が必要と著者はおっしゃってます。
    良いことをするのは瞬間なのでできても継続的に良い結果を出し続けるのは本当に難しいです。
    少し違いますが魚を与えるのを簡単やけど釣り方を教えるのは難しいという言葉を思い出しました。

  • 京セラの創業者稲森氏の著作。実践からくるフィロソフィが豊富で、自分も考えさせられた。

  • わかりやすく為になる。再読あり。

  • 著者の体験を基に、成功する行動の仕方、考え方のヒントが学べます。いつも手元に置いておきたい一冊です。

  • 京セラ、KDDIの創業、JALの再建と経営手腕を発揮されている、
    稲盛氏の著書。フィロソフィー、考え方がわかりやすく書かれていて読みやすかった。JALフィロソフィーもホームページで見てみると、わかりやすいし、稲盛氏の考えをうまくまとめたいい文面で、参照の価値あり。

    <メモ>
    よく出てきて印象的な言葉
    ・潜在意識に浸透するほどの強い持続した願望を持つ
    ・原理原則(何が正しいか)
    ・利他(相手の立場を慮る)
    ・売上最大、経費最小(利益率は結果である)

    JALフィロソフィ http://www.jal.com/ja/outline/corporate/conduct.html



    <目次>
    はじめに

    第一部「フィロソフィ」をベースにする
    ー稲盛和夫の経営ー

    1 「フィロソフィ」が発展をもたらす
    事業は限りなく広がる
    実践から生まれた「フィロソフィ」

    2 「人の心」をベースにする経営。
    パートナーシップで創業
    赤字続きの会社に就職
    新しいセラミック材料を開発
    ストライキ破りをして生産を続行
    退社を決意
    従業員一人ひとりがオーナー
    最も強固なものは「人の心」
    新入社員の連判状
    経営理念を確立する

    3 原理原則を貫く経営
    原理原則で考える
    企業経営でも原則を貫く
    売り上げを極大に、経費を極小に
    本質からものごとを追求する
    米国企業への売り込み
    初の海外出張
    米国人と同じ思考プロセス
    新株を発行して上場する
    企業および経営者とは何か

    4 お客様の二ーズに応える経営
    お客様の召使いとして
    未来進行形で開発する
    手の切れるような製品
    値決めは経営
    お客様から尊敬される

    5 未来へ挑戦する創造的経営.
    常にチャレンジする
    チャレンジする資格
    限りない夢を描く
    潜在意識にまで透徹する強い願望
    マルチレイヤーICパッケージの開発
    真の創造をもたらすもの
    高い志がエネルギー源
    自分自身を信頼する
    パーフェクトをめざす

    6 アメーバ経営と時間当り採算制度
    全員参加の経営
    リーダーに経営を委任
    心をペースとした信頼関係を基盤に

    第二部「フィロソフィ」の根底にあるもの
    ー稲盛和夫の思想ー

    1 人生の方程式
    「能力」は先天的
    「熱意」は意志力次第
    「考え方」はプラスからマイナスまで
    就職活動で自暴自棄
    成功への王道

    2 心に思った通りの現象が現れる
    潜在意識を動かす
    「見える」ということ
    幸運を呼び込む「きれいな心」
    宇宙の意志にかなった生き方

    3 思いやる心
    「利他」の心
    AVX社との出合い
    ライセンス契約を自ら破棄
    株式交換を提案
    重なる変更要求を受諾
    AVX社の急成長

    4 「情けは人のためならず」
    人助けからの決断
    誰にも負けない努力と絶えざる創意工夫
    茨の道が延々と続く先に成功がある

    第三部「フィロソフィ」の根底にあるもの2
    ー稲盛和夫の思想ー

    1 動機善なりや、私心なかりしか
    京セラ哲学の根底にあるもの
    第二電電創立への思い
    動機善なりや、私心なかりしか
    不利な状況からのスタート
    逆境をはね返す
    猛反対に遭った移動体通信事業
    損して得とる
    大成功を収める
    「小異を捨てて大同につく」
    善の循環、愛の循環

    2 世のため人のために尽くす
    「稲盛財団」設立の動機と決断
    ノーベル財団との交流
    京都賞の三部門
    各部門の授賞対象分野
    京都賞の審査
    京都賞の授賞式と関連行事
    善意の連鎖反応

    3 心を高める、経営を伸ばす
    盛和塾とは
    盛和塾で何を学ぶか
    盛和塾でいかに学ぶか
    すさまじい闘魂と願望を持つ
    志を持って自分を高め続ける

    4 フィロソフィで会社は甦るー日本航空再建に携わって
    三つの大義
    幹部とリーダーの眼の色が変わった
    練り込んでつくられた新しい「企業理念」
    お客様からの感動のメッセージ
    管理会計システムの運用を開始

  • チェック項目13箇所。お客様に接する姿勢としては、お客様の召使いとも呼べる位置づけを甘んじて受け入れるように言ってきた、「甘んずる」という意味は、嫌々という意味ではない、自ら喜んで、気持ち良くお客様の召使いを務めるように言ってきたのである、お客様の召使いが務まらないようでは、どんな立派な販売戦略も絵に描いた餅でしかなく、また仮に一時的に成功したとしても単発に終わり、持続的な成功を収められるはずがない。お客様に対する態度、サービスだけは限界がない、だから召使いのように徹底して、お客様に奉仕しなくてはならないのである。製品には、つくった人の心が表れる、粗雑な人がつくったものは粗雑なものに、繊細な人がつくったものは繊細なものになる。私は、完璧な作業工程のもとに、「製品の語りかける声に耳をすます」というくらいに、繊細で集中した取り組みで、「手の切れるような製品」をつくり上げるようにしなければならないと考える。私は、「世の役に立ち、自分も幸せだった」と振り返って感じられるような生き方が、究極的には人々の求めている人生の姿であろうと思う。パーフェクトであろうとすることは、自分を甘やかそうとする気持ちを抑え、言い訳を許さず、仮借ない態度で常に自らを律することを意味する。必要な瞬間にだけ集中すればいい、というような安易な態度ではない、張り詰めた緊張感で日々仕事に取り組み、あらゆることに真剣に対処する、そのような習慣を我がものとすることが必要なのである。信じ合う仲間から称賛と感謝が得られるということが、最高の報奨なのであり、そのような人間の本質に基づいた考え方が、社員に自然に受け入れられるようになるためにも、前述した経営理念や京セラフィロソフィが必要不可欠なものになるのである。「能力」や「熱意」の重要性については、誰でも分かっているかもしれないが、この「考え方」や哲学が、人生においてどれだけ大切かということは誰も教えてくれない、しかし、この方式式で分かるように、人生においては、正しい「考え方」を持つことが一番大切なのである。利他の心(思いやりや愛)とは、自分だけの利益を考えるのではなく、自己犠牲を払ってでも、相手に尽くそうという心であり、人間として最も美しい心である、私は、ビジネスの世界においても、この心が一番大切であると思っている。私はすべての判断の基準を「人間として何が正しいか」ということに置いている、この「人間として」というところが大切である、京セラにとって何が良いかということでもなければ、ましてや私個人にとって何が良いかということでもない、一企業や一個人としての利害得失を超えて、人間として公明正大で天地に恥じることがないというような正しい行ないを貫いていこうということだ。私の経営哲学とは、決して難しいものではない、「人間として正しいことは何か」と自らに問い、「正しいことを正しいままに追求していく」ということである、たとえば、子供の頃に両親や学校の先生から教わった、「嘘をつくな」、「正直であれ」などといったことであり、そのようなプリミィブな教えを判断基準として忠実に守り、実践することが大切であると考える。「いかに生きていくべきか」、「人間として何が正しいのか」ということを常に学び、実践と反省を繰り返していくことに努めない限り、人間とは堕落するようにできている。人間と言うのは、一人では成長できない、志ある者たちが集まり、揉まれ合うことによって、より素晴らしい人間に育まれ、その集団もさらなる成長発展を遂げていく。いくら、「利他」が大切だからと言って、競合他社に利を譲り、自社が不利益を被るということを、私が推奨しているわけでは決してない、経営とは厳しい世界であり、市場における厳しい企業間競争に勝ち抜かなければ、どのような企業であれ、いずれ淘汰されてしまうことになる。

  • 経営は、経営者の人生が映る

    温かくて、熱く、時に厳しくて、時に優しい、そんな稲盛氏の人生観が京セラ、KDDI、そしてJALに埋め込まれているのだと、よくわかる。

    稲盛氏が一線を退いたJALは、このまま上空を飛び続けられるのか、見守りたい。

  • 2006年に出版された「敬天愛人」の新版。JAL再生の件が追加されています。やはり、現代日本の誇る最高の経営者だと思います。凄い。

  • 京セラ 稲盛会長の新書。
    以前に発刊した「敬天愛人」の新装版。稲盛会長の経営哲学について、京セラ起業からJAL再建までの具体的事例を通じて学べる内容。
    会社経営に、フィロソフィーは不可欠であり、そのフィロソフィーとは、物事は全て原理原則に基づき判断、つまり、人間として正しいことを貫くという内容。ベストセラー「生き方」に続き、とても感動した。いつか盛和塾に入塾したい。

  • この価格で稲盛さんのお話が読めるのは素晴らしいです。
    人としてどうあるべきか、安易に流されないよう、日々読み返したいほど感動しました!

著者プロフィール

1932年鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長に就任。84年、第二電電(現KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問、2010年には日本航空会長に就任する。代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問となる。84年、稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。2022年8月逝去。その他著書に、『稲盛和夫の実学』『アメーバ経営』『稲盛和夫のガキの自叙伝』『高収益企業のつくり方』『人を生かす』『従業員をやる気にさせる7つのカギ』『成功への情熱』『生き方』等がある。

稲盛和夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×