コメントする力

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 423
レビュー : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569811383

作品紹介・あらすじ

編集者/ジャーナリストとして活躍する著者が、玉石混交の情報を編集し、オリジナルなメッセージとして発信する技術を伝授する!

感想・レビュー・書評

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  • 定期購読するニューズウィークにはカバーがついていてそこには編集長の直筆サインとコメントが書いてある。そこで名前を知り、とくダネを見たときに凄い鋭いコメントをする方だなと強く印象が残っていた。あとがきに残り短い自分の人生と体調不良を仄めかすようなことが書いてあるのも今から考えると凄く悲しい。
    本文だけどこの方らしい人とは違った見方でのアウトプットの方法や、インプットについても書かれてて興味深かったです。
    池上彰と佐藤優の本にもあったけどこーいう仕事してる人は新聞六紙はひととおり目を通してるのが共通点だ

  • テレビに出ているコメンテーターは、突然話を振られても的確でわかりやすいコメントや解説をしており、すごいなと思っていた。
    でもこのような人でも毎日色々な情報を得て準備をしているんだなと感じた
    ただ色々な情報に流されるのではなく自分で俯瞰して分析したり考えて情報をインプットしなければいけないと思う

  • 情報を集めない、整理してはいけないと著者は書く。今までセッセと集めた情報をいかに整理すればいいか悩んでいたのが無駄な事だと知って愕然。情報は集めるのではなく俯瞰して眺める。そうすれば新しいアイデアも生まれるらしい。
    名著である。

  • 生前の竹田さんがテレビでコメントされていた内容が思い出される

    この本で書かれている事は一言でいうと「複眼思考」という事か
    より上の表現をするなら「常識を疑え」「俎上に乗っている内容を違う角度で見ろ」かな

    物事を色々な方向から見る
    実はその為には予備知識が必要となる
    その上でアウトプット、コメントするのだが、こちらを一言で言うと「シンプルが望ましい(が、場によって適切に)」

    冒頭に書いたが、テレビでの竹田さんのコメントは常にそうだったと思う
    聞いていて「はっ(そういう考えもあるな)」と思わせられた
    この本では「刺さるコメント」ではなく「沁みるコメント」をするようにしていると書かれていたが、私のような無知だと十分刺さるのだろう

    本当に惜しい方が早世されてしまったなぁ
    まだまだ「はっ」とさせていただきたかったです

  •  先日亡くなったジャーナリストの竹田圭吾さんが記した情報の収集と発信の仕方。

     ネットや新聞の読み方から、その情報に基づいた発信の仕方まで。新聞は一文一文読まずまずは早読みするとか、発信時にただ感想を言ったり無難なことを言わないとか、こうした方がいいだけでなく、こうしない方がいいということもしっかり書いてあって、すごく分かりやすい。
     もちろん多くの人はテレビでコメンテーターをする機会などないわけだが、この本は多くの人にとても参考になると思う。
     たかだか数十秒のコメントするのに、ここまで事前準備をしっかりしてるのかと、竹田圭吾さんの真摯さに心打たれる。

  • さすがの視点と思考。人が言うことを言わないだけでなく、まわりの空気を読み取って視聴者へのコメントを見つけるという凄技。
    もっともっとさまざまなニュースを斬ってもらいたかった。残念すぎる。合掌。

  • 情報に流されないために読んでみた。
    けれど、やはりそれは難しそう。
    どう情報を選んで、どう考えて、どうまとめるか。
    選択ひとつとっても、いろいろなやり方がある。
    あまり時間をかけて読めなかったので、もう少し社会人生活を経験してから、もう一度読んでみたい。

  • 読みたかった竹田圭吾さんの本が届きました。明日の大学院MBAゼミ論文成果発表会のコメントの基軸とします。

  • 【要点メモ】

    ・情報を疑え
    →ミクロ・マクロの視点で見る
    →「じつは」で始まる言葉は、プレゼン技術としては効果的だが、たいして重要で目新しいことを言っていないことが多い
    →わからないものをわからないと受け入れる

    ・情報はあつめるな

    ・ストーリーを語れ
    →ターゲットを絞って語ると、メッセージは届きやすくなる
    →ストーリーには肉付けが大事。肉付けとは、聞いている人がイメージしやすいように、具体的に例をもって話すこと。これでより魅力的なストーリーになる
    →五感に訴える、叙情描写

    ・付加価値を付ける
    →何を言うか、ではなくまず何を言わないのか
    →縦軸(時間)・横軸(地理)で独自性を持たせる。
    →そもそもから入る手もある

    ・ボケる技術を持つ


    その他
    ・取材の基本
    暑さ、寒さ、明るさ、暗さ、音、匂い、ざわめき、人々の会話、表情、しぐさ、眺めを知る。

  • ■コメントには付加価値をつけるべし
    ・無駄なコメント
    ①みればわかること
    ②一般論、原則論
    ③他の出席者がいいそうなこと
    ④根拠のない話

    ■コメントの方法:
    ①タテとヨコで比較してコメントする
    ・タテ:時間軸
    ・ヨコ:地理軸
    *地理とは別の領域、分野、場所、立場のこと
    ex 裁判員制度について考えるときは
    タテ:裁判制度の歴史
    ヨコ:外国の例

    ⇒つまり2つの軸で考えて比較するとよいということ
    よって、裁判員制度の例では、
    裁く側の視点×裁かれる側の視点
    とかでもOK

    ②ストーリーで語る
    ・物事は複雑で様々な面があるのは当然だが、どのポイントを強調し、どこを削るのかが大事
    →その上でより具体性がありイメージしやすく語ること
    ex. オバマはどんな人か?と問われたら、
    × 社交的でなくて人間関係を築くのが下手…これだと面白みにかける
    ○ 「ブッシュもクリントンもオバマもゴルフが好きでよくまわる。違うのは誰とプレーするかだ。
    ブッシュやクリントンは政敵や野党の議会指導者も誘ってラウンドする。冗談を言い合いながらさりげなく根回したり信頼関係を築いたりする。
    オバマはほとんど自分の側近や親しい友人とだけプレーするんだよ。」


    ■面白いコメント例:『勝者のキス』
    ・勝者のキス:1945.8.14にアメリカの勝利を祝ってNYタイムズに集まって人々の中で、水平が看護婦にキスをしている写真
    →これにコメントを求められたら、「長く戦争が終わった喜びにあふれてますね」とかは×

    タテ:アメリカの10年後、20年後は?→朝鮮戦争、ベトナム戦争で出兵しなければならず荒廃していく
    ヨコ:日本は?→今は焼け野原で荒廃しているが、10年後は復興し、20年後はオリンピックを開いている
    →この写真の瞬間にはアメリカ人も日本人も逆転した未来が待ち受けてるとは知らないはず。
    そう考えると運命の悲哀さと皮肉を感じる。
    とコメント。

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著者プロフィール

ジャーナリスト

「2013年 『コメントする力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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